マルチインスタンス コマンドライン インストーラ
User Workspace Manager マルチインスタンス コマンドライン インストーラ InstallerCmd.exe では、名前付きインスタンスのインストールをスクリプト化できます。
InstallerCmd.exe は User Workspace Manager リリース メディアの Bin フォルダから実行できます。
インスタンス インストーラを使用して、次の処理を実行できます。
- 名前で製品サーバ インスタンスをインストール
- 特定の製品サーバ インスタンスインスタンスへのパッチ適用
- 特定の製品サーバ インスタンスのアンインストール
- 使用可能およびインストールされた製品サーバ インスタンスのリストを表示
生成されたコマンドラインは、実行されるコンピュータに固有です。別のコンピュータには転送できません。
インストール オプション
/i <Product.msi> <Instance Name> [Optional Parameter]
指定された名前のインスタンスをインストールするために、Windows Installer を起動します。Windows インストーラによって認識される追加のパラメータは、このコマンドの最後に渡すことができます。
/is <Product.msi> <Instance Name> [Optional Parameter]
指定された名前のインスタンスをインストールするために必要な、Windows Installer コマンドを表示します (実行しない)。Windows インストーラによって認識される追加のパラメータは、このコマンドの最後に渡すことができます。
パッチ オプション
/p <Patch.msp> <Instance Name> [Optional Parameter]
指定された名前のインスタンスにパッチを適用するために、Windows Installer を起動します。Windows インストーラによって認識される追加のパラメータは、このコマンドの最後に渡すことができます。
/ps <Patch.msp> <Instance Name> [Optional Parameter]
指定された名前のインスタンスにパッチを適用するために必要な、Windows Installer コマンドを表示します (実行しない)。Windows インストーラによって認識される追加のパラメータは、このコマンドの最後に渡すことができます。
アンインストール オプション
/x <Product.msi> <Instance Name> [Optional Parameter]
指定された名前のインスタンスをアンインストールするために、Windows Installer を起動します。Windows インストーラによって認識される追加のパラメータは、このコマンドの最後に渡すことができます。
/xs <Product.msi> <Instance Name> [Optional Parameter]
指定された名前のインスタンスをアンインストールするために必要な、Windows Installer コマンドを表示します (実行しない)。Windows インストーラによって認識される追加のパラメータは、このコマンドの最後に渡すことができます。
表示オプション
/e <Product.msi>
指定された製品に関連付けられた使用可能なインスタンスとインストールされたインスタンスを一覧表示します。インストールされたインスタンスのインスタンス名が表示されます。
処理パラメータの詳細については、Windows Installer のヘルプをご参照ください。
Run: MSIEXEC /?
InstallerCmd.exe の例
次の例は InstallerCmd.exe の使用方法です。
インストール例
InstallerCmd.exe /i <path>\ManagementServer64.msi TestInstance /q
管理サーバのインスタンス TestInstance をインストールし、/q パラメータを Windows インストーラに渡します。結果として、インストール中にはユーザ インターフェイスが表示されません。
アンインストール例
InstallerCmd.exe /x <path>\PersonalizationServer64.msi TestInstance /l* uninstall.log
個人設定サーバ インスタンス TestInstance をアンインストールし、ログを uninstall.log に保存します