データベース

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データベース概要

データベース ノードには、製品データベース概要ページが表示され、すべてのデータベース接続の一覧を確認したり、データベース接続を作成または削除したりすることができます。

データベースの作成

管理および個人設定サーバの両方のデータベースを作成できます。

  1. 必要なノードを選択:

    • 管理 > 管理データベース
    • 個人設定 > 個人設定データベース

    製品の [データベース概要] ページは、作業領域に表示されます。

  2. [新規作成] をクリックします。

    [新しいデータベース接続] ページが表示されます。

  3. データベースのフレンドリ名を入力します。
  4. [サーバ名] フィールドをクリックすると、すべての既知の SQL Server のドロップダウンが表示されます。必要なサーバを選択します。
  5. 構成アカウントのユーザ名パスワードを入力します。
  6. 新しいデータベースを作成するには、構成アカウントに dbcreator サーバ権限があることを確認し、一意のデータベース名を入力します。

    • 新しい空のデータベースでスキーマを設定するには、構成アカウントがデータベース所有者であるか、db_owner ロールのメンバーであることを確認し、リストからデータベースを選択します。
    • 既存のデータベースをアップグレードするには、構成アカウントに dbo 権限が必要であり、データベースをリストから選択する必要があります。

    必ず、アップグレードを実行する前に、データベースをバックアップします。

    • 既存のデータベースを使用するには、構成アカウントは、ManagementServerAdministrator または dbo データベース ロールのメンバーである必要があります。
  7. 認証タイプを選択:

    • Windows 認証: データベースにアクセスするには、Windows アカウントとパスワードを指定する必要があります。
    • SQL 認証: データベースにアクセスするには、SQL 認証アカウントを指定する必要があります。ユーザ名とパスワードを含むアカウントは、SQL Server で作成されます。既存の Windows ドメイン アカウントは使用しません。
  8. [確認] をクリックすると、認証資格情報を検証します。
  9. [SQL データベース名] をクリックすると、すべての既知のデータベースのドロップダウンが表示されます。必要なデータベースを選択します。あるいは、新しい名前を入力して、新規作成します。
  10. サービス アカウントのユーザ名パスワードを入力します。

    Web サービスおよび Windows サービスは、データベース接続でこれらの認証資格情報を使用します。

  11. 認証タイプを選択:

    • Windows 認証: データベースへのアクセスが必要になるたびに、Windows ユーザ名とパスワードを指定する必要があります。
      ローカル Windows アカウントはサポートされません。ドメイン アカウントを使用する必要があります。
    • SQL 認証: SQL 認証アカウントを指定し、データベースへのアクセスを提供します。

    ユーザ名とパスワードを含むアカウントは、SQL Server で作成されます。既存の Windows ドメイン アカウントは使用しません。

    サービス アカウントが SQL Server に存在せず、構成アカウントに securityadmin サーバ権限がある場合は、新しいアカウントが作成されます。

  12. [確認] をクリックすると、認証資格情報を検証します。
  13. [作成] をクリックすると、データベースの作成が開始します。

    作成した後に、ツリー構造の該当するデータベース ノードの下にデータベースが表示されます。

データベース接続の編集

管理および個人設定サーバの両方のデータベースを編集できます。

  1. 必要なノードを選択:

    • 管理 > 管理データベース
    • 個人設定 > 個人設定データベース

    製品の [データベース概要] ページは、作業領域に表示されます。

  2. 変更するデータベース ノードを選択します。[データベース概要] ページは、作業領域に表示されます。
  3. 構成アカウントのユーザ名を変更します。
  4. パスワードを入力します。
  5. 認証タイプを選択:

    • Windows 認証: データベースにアクセスするには、Windows アカウントとパスワードを指定する必要があります。
    • SQL 認証: データベースにアクセスするには、SQL 認証アカウントを指定する必要があります。

    ユーザ名とパスワードを含むアカウントは、SQL Server で作成されます。既存の Windows ドメイン アカウントは使用しません。

    既存のデータベースをアップグレードするには、構成アカウントに dbo 権限が必要であり、データベースをリストから選択する必要があります。必ず、アップグレードを実行する前に、データベースをバックアップします。

    既存のデータベースを使用するには、構成アカウントは、ManagementServerAdministrator または dbo データベース ロールのメンバーである必要があります。

  6. [確認] をクリックすると、認証資格情報を検証します。
  7. サービス アカウントのユーザ名を修正します。
  8. パスワードを入力します。
  9. 認証タイプを選択:

    • Windows 認証: データベースへのアクセスが必要になるたびに、Windows ユーザ名とパスワードを指定する必要があります。
    • SQL 認証: SQL 認証アカウントを指定し、データベースへのアクセスを提供します。

    ユーザ名とパスワードを含むアカウントは、SQL Server で作成されます。既存の Windows ドメイン アカウントは使用しません。

    サービス アカウントが SQL Server に存在せず、構成アカウントに securityadmin サーバ権限がある場合は、[SQL アカウントの作成] を選択すると、新しいアカウントが作成されます。

  10. [確認] をクリックすると、認証資格情報を検証します。
  11. [変更の保存] をクリックして、詳細を保存します。

低い SQL 権限で個人設定データベースを構成する

個人設定サーバは SQL Server データベースを使用して、個人用設定データを保存します。インストール手順で、個人設定データベースを作成および初期化するには、SQL Server インスタンスへの sysadmin アクセス権が必要です。個人設定サーバをインストールしているユーザに sysadmin アクセス権がない場合は、スクリプトをエクスポートして、データベースを設定することができます。SQL Server インスタンスが個人設定サーバとは別のコンピュータにあることが前提です。

スクリプトは、サーバ構成ポータル からではなく、 PowerShell を使用することによってのみエクスポートできます。PowerShell スクリプトの詳細については、『サーバ構成ポータル スクリプト ガイド』をご参照ください。

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