スクリプトのエクスポート

User Workspace Managerサーバは SQL Server データベースを使用して、データを保存します。インストール手順で、データベースを作成および初期化するには、SQL Server インスタンスへの sysadmin アクセス権が必要です。サーバをインストールしているユーザに sysadmin アクセス権がない場合は、スクリプトをエクスポートして、データベースを設定することができます。SQL Server インスタンスが User Workspace Manager サーバとは別のコンピュータにあることが前提です。

スクリプトをエクスポートし、SQL Administrator に送信

  1. 昇格された PowerShell ウィンドウを開きます。
  2. コマンドを実行して、インスタンスを選択し、スクリプトをエクスポートします。例:

    • Import-ApsInstanceModule -Product Management
    • Export-ApsDatabaseScript -all -path c:\scripts
  3. エクスポートされたスクリプトを SQL Administrator に送信します。

SQL Administrator で実行する処理

SQL Server Management Studio を使用して、sysadmin 権限を持つデータベース管理者が次の手順を実行する必要があります。

  1. SQL Server Management Studio で、Create Database スクリプトを開き、SET 行のデータベース名を変更します。
  2. 保存して実行します。
  3. 実行する前に、Create Schema スクリプトを開き、新しく作成されたデータベースがドロップダウンリストで選択されていることを確認します。
  4. 次のように、Create Login スクリプトを開いて実行します。

    • スクリプトの上部の宣言のコメントを解除します。
    • SQL アカウント (この例では「AmcAdmin」) を使用して構成または管理アカウントを作成するには、既定値を次のように設定します。

      @userName = 'AmcAdmin'

      @password = 'Password123'

      @isSql2005 = 1

      @enabled = 1

      @forcePswdPolicy = 1

      @forcePswdExpire = 0

      @mustChange = 0;

    • Windows 認証アカウント (この例では「DOMAIN\admin」) を使用してサービス アカウントを作成するには、既定値を次のように設定します。

      @userName = 'DOMAIN\admin'

      @password = 'Password123'

      @isWindowsAuth = 1

      @issql2005 = 1

      @enabled = 1

      @forcePswdPolicy = 1

      @forcePswdExpire = 0

      @mustChange - 0;

    構成アカウントとサービス アカウントでそれぞれ1回ずつスクリプトを実行します。@isWindowsAuth を1 (Windows アカウント) または0 (SQL 認証) に設定します。

  5. 構成アカウントにデータベースで db_owner という名前と ManagementServerAdministrator 権限を付与します。
  6. サービス アカウントにデータベースで ManagementServerService 権限を付与します。

詳細な PowerShell ガイダンスについては、『サーバ構成ポータル スクリプト ガイド』をご参照ください。

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