レポートのアーカイブ
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レポートのアーカイブ
すべての管理されたアプリケーションの保存された個人設定は毎日アーカイブされます。これは、各アプリケーションのユーザ設定を記録し、アプリケーション単位で復元ポイントを作成します。既定の日次アーカイブは1.00 am に設定されます。これは、いつでも、DailyArchiveStartTime グローバル設定を使用して修正できます。
DailyArchiveStartTime 設定を変更する詳細な方法については、「詳細設定」をご参照ください。
必要に応じて、手動アーカイブを作成することもできます。各アーカイブを使用すると、アプリケーションの設定を、アーカイブの時点まで戻すことができます。
Environment Manager は、新しいアプリケーション、アプリケーション グループ、および Windows 設定グループ アーカイブ内の重複するファイルを検出します。データベース内では、ファイルが存在するアーカイブ数に関係なく、1つのコピーのみが保存されます。これにより、Environment Manager の前のバージョンと比較して、データベース サイズが大幅に削減されます。
アーカイブ レポートには、選択したユーザの管理されたアプリケーションに対して作成されたすべてのアーカイブ ポイントが一覧表示されます。
アプリケーション データの手動アーカイブ
- 任意のユーザのアーカイブ レポートを生成します。
-
[表示] をクリックします。
レポートが作成され、選択したユーザの管理されたアプリケーションの一覧が表示されます。レポートの各アプリケーション エントリは、EXE 名、アプリケーション バージョン、オペレーティング システムを示します。各アプリケーションの既存のアーカイブは、アプリケーションの下に一覧表示され、ツリーを展開すると、表示することができます。
- アーカイブを作成するアプリケーションを選択します。
- [今すぐ [application] をアーカイブ] を右クリックして選択します。
アーカイブが作成されます。アーカイブの作成時点で、そのアプリケーションに対してユーザが定義した個人設定が格納されます。アーカイブが作成された日時は、アーカイブ名として使用されます。
ユーザがアーカイブの作成時点でアプリケーションを開いている場合、これらの設定は考慮されません。前回アプリケーションが終了し、データベースと同期されたときの設定がアーカイブされます。
アプリケーションのロールバック
このオプションは、ユーザのアプリケーション設定を、アーカイブ時点で記録されている、前の状態に戻します。特定のアプリケーションのユーザの設定が破損しているか、そのユーザによって想定されているものではない場合、アプリケーションが正常に動作していたときの状態に戻したいということが考えられます。
[アーカイブ] レポートで必要なアプリケーションを選択し、下のツリーを展開して、関連するアーカイブを表示します。必要なアーカイブを選択し、[このアーカイブにロールバック] を右クリックして選択します。
ロールバックは、そのアプリケーションのデータベースの現在の設定を、アーカイブ時点の設定で置換します。次回ユーザがそのアプリケーションにアクセスするときに、設定がリセットされます。
アーカイブの修正
アーカイブの保護設定を変更できます。アーカイブの保護を追加または削除できます。
- [アーカイブ] レポートで必要なアプリケーションを選択し、下のツリーを展開して、関連するアーカイブを表示します。
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必要なアーカイブを強調表示し、[アーカイブの修正] を右クリックして選択します。
[アーカイブの修正] ダイアログが表示されます。
- 必要に応じて、[アーカイブの保護] チェックボックスをオンにします。アプリケーションごとに1つのアーカイブのみを保護できます。
- 必要に応じて、アーカイブ説明を追加または更新します。
- [OK] をクリックして、変更を確定します。
アーカイブの削除
保護されていないアーカイブは、必要に応じて、ショートカットメニューからオプションのいずれかを使用して削除できます。
- アーカイブの削除 - 必要なアーカイブを選択し、[このアーカイブを削除] を右クリックして選択します。
- アプリケーションのすべてのアーカイブを削除 - アプリケーションを選択し、[[application] のすべてのアーカイブを削除] を右クリックして選択します。
保護されたアーカイブは削除できません。[アーカイブの修正] オプションを使用すると、削除する前に、アーカイブから保護を削除します。