ファイルのコピー処理
トリガーまたは条件が満たされたときに、ファイルを別の場所にコピーします。たとえば、シャットダウン時に、更新されたファイルをユーザの C ドライブからネットワーク ドライブにコピーします。
[コピーするファイル] タブを使用して、ファイルのコピー元とコピー先を選択します。コピー時にソース ファイル名を変更するには、新しいファイル名と拡張子をターゲット パスに追加します。例:
フィールド | 値 |
---|---|
ソース | %USERPROFILE%\Documents\AppSense\config.aemp |
ターゲット | %USERPROFILE%\Desktop |
ターゲットを次のように変更します | %USERPROFILE%\Desktop\AppSense.aemp |
ソースファイルはユーザのデスクトップにコピーされますが、AppSense.aemp という名前になります。
[コピーするファイル] タブで複数のファイルが追加される場合は、作業領域の各項目で個別の処理が自動的に作成されます。[存在する場合は失敗] チェックボックスをオンにすると、ファイルが既に存在するエンドポイントの処理を停止します。
ファイルのコピー処理の作成
- ポリシー構成ナビゲーション ツリーで、ノードまたは条件を選択します。
- [処理] リボンで、[ファイル & フォルダ] > [ファイルのコピー] を選択します。[ファイルのコピー] ダイアログが表示され、[コピーするファイル] タブが表示されます。
- [追加] をクリックします。
- [ソース] フィールドで、省略記号 (...) を使用して、コピーするファイルに移動します。
-
[ターゲット] フィールドで、処理がトリガーされたときにソース ファイルをコピーする先のフォルダに移動します。ターゲットパスの後にバックスラッシュがある場合は、ターゲットフォルダが存在しない場合は作成されます。
コピー時にソース ファイル名を変更するには、新しいファイル名と拡張子をターゲット パスに追加します。例:
- ソース - %SystemDrive%\Documents\Work\Today.doc
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ターゲット - \\Server01\Update\Archive1.doc
ソース ファイル Today.doc はコピーされますが、ターゲット フォルダでは名前が Archive1 に変更されます。
- 必要に応じて、[存在する場合は失敗] チェックボックスをオンにします。これにより、フォルダがターゲットに既に存在する場合は、エンドポイントの処理が停止します。
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手順3~6を繰り返し、ダイアログ内でその他の処理を作成します。選択したノードの各処理に対して、個別の処理が作成されます。処理を強調表示し、[削除] をクリックすると、処理がダイアログボックスから削除されます。
- 必要に応じて、任意のタブを入力します。
処理管理ヘルプの「処理の構成」をご参照ください。 - [OK] をクリックします。
- ダイアログで構成された各処理は、選択したノードで作成されます。