カウンタ
カウンタ条件を使用すると、子処理および条件を1回のセッションで指定した回数だけ実行できます。 たとえば、ある処理が、セッション内でアプリケーションが使用された最初の3回だけ実行されるように設定できます。そのアプリケーションが再度実行されても、処理は実行されません。
1つのトリガーに複数のカウンタ条件が存在する場合は、階層内で一番上にある条件が子条件をすべて上書きします。
下の例では、最初の条件で定義されているとおり、すべての処理が1回実行されます。セッションあたり2回実行される子条件は無視されます。
8.0コンソールでは「フロー制御」が「1度だけ実行」条件に取って代わっていますが、カウンタを1に設定することで元に戻せます。8.0からのアップグレード時に、「1度だけ実行」条件はすべて、「フロー制御」条件に自動的にアップグレードされます。
カウンタ条件の作成
- ポリシー構成ナビゲーション ペインで、ノードを選択するか、または新しく作成します。
- カウンタ条件は、すべてのトリガーに適用できます。ただし以下のトリガーを除きます。以下のトリガーは、ユーザ セッションあたり1回だけ、またはエンドポート起動時に1回だけ実行されるためです。
- コンピュータの起動
- コンピュータ シャットダウン
- ユーザ ログオン
- ユーザ ログオフ
- 作業領域で、処理または条件を選択します。
- [条件] リボンで、[フロー制御] > [カウンタ] を選択し、子条件および処理の実行回数を選択します。追加できる最小値は1です。最大値はありません。
- [OK] をクリックします。