サイズおよび使用状況レポート

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サイズおよび使用状況レポート

これらのレポートは、まとめて使用されるアプリケーションとユーザ個人設定 データの量と、管理されたユーザがアクセスしているアプリケーションを示します。次の3つのレポートがあります。

  • サイズ - アプリケーションとユーザごとに、データベースに保存される個人設定 データの量を示すレポートを生成します。この情報は、アプリケーションのボトルネックとリソースの問題を特定することができます。また、個人設定から不要なレジストリキーとフォルダを排除し、エンドポイントとサーバ間で転送されるデータの量を減らすために使用できます。
  • 使用状況 - 指定された期間に、ユーザが管理対象アプリケーションにアクセスする回数を示すレポートを生成します。

各レポートには、生成された分析レポートからアクセスできるさまざまな機能があります。グラフのいずれかの棒を右クリックし、ショートカットメニューを表示します。

サイズおよび使用状況レポート条件

サイズおよび使用状況レポートは、次の条件を使用して生成できます。

  • ユーザおよび <すべてのユーザ> 別レポート - データベースのすべてのユーザのユーザごとに、サイズまたは使用状況の順で、レポートが生成されます。ユーザをダブルクリックし、個別のアプリケーションのデータを表示します。アプリケーション サイズ レポートでは、各棒はユーザの個人設定 データの合計量を表します。使用状況レポートで、各棒は、ユーザが実行するアプリケーションの合計使用カウントを表します。
  • 特定のユーザのユーザ別レポート - レポートは特定のユーザのすべてのアプリケーションを示し、アプリケーションごとにデータが表示されます。
  • アプリケーションおよび <すべてのアプリケーション> 別レポート - レポートはアプリケーションごとに表示され、個人設定グループのすべてのユーザのデータを示します。このレポートのサイズ グラフは、各アプリケーションのグループのすべてのユーザ用に保存された設定の合計サイズを示します。アプリケーションをダブルクリックすると、各ユーザのデータが表示されます。
  • 特定のアプリケーションのアプリケーション別レポート - 特定のアプリケーションの各ユーザの使用状況に関するレポート データを示します。たとえば、アプリケーション サイズ グラフは、そのアプリケーションのみの各ユーザの個人設定 データの量を示します。

すべてのユーザまたはすべてのアプリケーションのレポートを表示するには、[レポート条件] フィールドの既存の内容を削除します。

ユーザのアプリケーション設定を削除する

サイズまたは使用状況レポートで、アプリケーションバー ショートカットメニューからこのオプションを選択すると、選択したユーザのアプリケーションのキャッシュが削除されます。次回ユーザがアプリケーションを起動するときに、既定の設定に戻されます。

ログオンしているユーザのアプリケーション キャッシュを削除する場合は、既定では10分ごとに実行される構成ポーリングにリンクされているため、クライアントでの削除に時間がかかる場合があります。

ユーザのすべての使用カウントを消去する

アプリケーション バーとユーザ バーの両方の使用状況レポートに対して、この処理を実行できます。ショートカットメニューからこのオプションを選択すると、すべての管理対象アプリケーションのアプリケーション アクセス数がリセットされます。

ユーザのすべてのユーザ データを削除する

サイズまたは使用状況レポートで、ユーザまたはアプリケーションバーのショートカットメニューからこのオプションを選択し、指定されたユーザのすべてのアプリケーションのすべての設定とアーカイブを削除します。

アプリケーションの仮想レジストリの編集

サイズおよび使用状況レポートが生成されると、管理者はレジストリ エディタにアクセスし、アプリケーションの保存されたレジストリ データを検査および編集できます。ファイルは、インポートおよびエクスポートできます。レジストリキーは、追加、削除、編集、除外できます。

注意:レジストリ設定を編集すると、アプリケーションで障害が発生し、オペレーティング システムの再インストールが必要になるような深刻なシステムの問題が生じるおそれがあります。変更を行う前に、このアプリケーションのアーカイブを作成してください。アーカイブ レポートを参照してください。

  1. ユーザのサイズまたは使用状況レポートを作成します。
  2. 表示するアプリケーションを検索し、そのアプリケーションのバーを右クリックして、[アプリケーション レジストリの編集...] を選択します。
  3. 警告ダイアログが表示されます。必要に応じて、ダイアログボックスを使用して、セッションのダイアログを無効にし、[OK] をクリックします。

    [レジストリ設定の編集] ダイアログボックスが表示され、アプリケーションの仮想レジストリ構造を示します。

  4. 必要なオプションを選択:
    • インポート - [ファイル] メニューの [インポート] をクリックすると、選択したアプリケーションのローカル ディスクからレジストリキーをインポートできます。インポートされたファイルは REG 拡張子で、Windows Regedit ユーティリティで使用されます。
    • エクスポート - レジストリキーを強調表示し、[ファイル] メニューから [エクスポート] をクリックすると、レジストリキーをエクスポートして、ローカルディスクに保存できます。次に、必要に応じて、キーを他のアプリケーションのレジストリにインポートできます。エクスポートされたファイルは REG 拡張子で、Windows Regedit ユーティリティで使用されます。
    • 印刷 - [ファイル] メニューからクリックし、アプリケーションの印刷可能なレジストリ設定レポート生成します。
    • New - [編集] メニューから [新規] をクリックし、新しいキーを作成して、任意の値を設定します。
    • キー名の変更 - レジストリキーを強調表示し、[編集] メニューから [キー名の変更] を選択します。
    • キーの削除 - レジストリキーを強調表示し、[編集] メニューから [キーの削除] を選択します。
    • 除外 - レジストリキーを強調表示し、[編集] メニューから [除外] を選択します。選択したキーが、アプリケーションの除外リストに追加されます。詳細については、「追加と除外」をご参照ください。
    • R.I.P. エントリを非表示にする - RIP 拡張子のキーは、名前が変更されたキーや削除済みのキーなど、残存キーを表します。これらのキーは、正しい動作を保証するために仮想化されます。ただし、レジストリを検査するときには、これらのキーが非表示の場合の方が明確に表示されることがあります。
  5. このチェックボックスをオンにすると、レジストリ エディタでこれらのエントリが非表示になります。
  6. すべての必要な処理が実行されたら、[OK] をクリックして、処理をデータベースにコミットします。

アプリケーション ファイル リストの編集

サイズおよび使用状況レポートが生成されると、管理者は、アプリケーションまたはアプリケーション グループのフォルダ構造を確認できます。この構造では、個人設定の分析 レポートから直接、ファイルとフォルダをインポートしたり、除外または削除したりすることができます。

  1. ユーザのサイズまたは使用状況レポートを作成します。
  2. 表示するアプリケーションを検索し、そのアプリケーションのバーを右クリックして、[アプリケーション ファイル リストの編集...] を選択します。
  3. [フォルダ表示] ドロップダウンで、表示するファイル構造を選択します。
    • エンドポイント - エンドポイント上で表示されるときのようにデータを表示します。
    • 未加工 - データベース内で表示されるときのようにデータを表示します。
  4. 表示タイプを、ツリー ファイル ビューまたはフラット ファイル ビューから選択します。
  5. 任意のフォルダに移動します。
  6. 次のオプションを使用できます。
    • インポート - 詳細ペインを右クリックし、[インポート] を選択すると、ローカル ディスクから選択したフォルダにファイルを追加します。
    • エクスポート - ファイルを右クリックし、[エクスポート] を選択すると、選択したファイルをローカル ディスクに保存します。
    • 開く - ファイルを右クリックし、[開く] を選択します。ファイルが一時フォルダに展開され、関連付けられたアプリケーションを開こうとします。アプリケーションがファイルを修正する場合、修正はデータベースのプロファイルに書き込まれます。
    • 削除 - ファイルを右クリックし、[削除] を選択すると、選択したファイルをデータベースから削除します。複数のファイルを選択するには、CTRL と Shift を押しながらファイルを選択します。ファイルを選択し、内容を削除することもできます。
    • 印刷 - [印刷] をクリックすると、選択したファイルの印刷可能なアプリケーション ファイル レポートを生成します。
  7. [OK] をクリックして変更を保存するか、ファイル リストを終了します。

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