ストリームされたアプリケーション

アプリケーションがユーザ個人設定で管理されると、ユーザは、アプリケーションへのアクセス方法に関係なく、管理された個人設定 データを受信します。これには、ローカルで実行されるのではなく、サーバからストリームされる仮想アプリケーションが含まれます。一般的に、ストリーミングには、自己解凍式のアプリケーションのパッケージングが含まれます。ユーザ個人設定の場合、ストリームされたアプリケーションはローカル アプリケーションと同じ方法で管理されます。

サポートされるストリームされたアプリケーションを確認するには、「管理対象のプラットフォーム マトリクス」をご参照ください。

このセクションの内容

Citrix XenApp

ロックダウン、プロセス開始トリガー、プロセス停止トリガー、ユーザ個人設定などの Environment Manager の特定の要素と連動するように、Citrix XenApp ストリーミング アプリケーションを設定するには、次のように特定の除外を指定する必要があります。

  1. Citrix Streaming Profiler for Windows に移動します。
  2. アプリケーション プロファイルを開きます。
  3. 該当するターゲットをハイライトし、[編集] メニューを選択します。
  4. [対象プロパティ] を選択します。

    [対象プロパティ] 画面が表示されます。

  5. ルールを選択します。

    右側に [ルール] 作業領域が表示されます。

  6. ルール作業領域で、[追加] をクリックします。

    [新しいルール選択処理とオブジェクト] ダイアログボックスが表示されます。

  7. [処理] セクションで、[無視] の既定の設定を使用します。
  8. [オブジェクト] セクションで、[名前付きオブジェクト] を選択し、[次へ] をクリックします。

    [新しいルール選択オブジェクト] ダイアログボックスが表示されます。

  9. [一部の名前付きオブジェクト] を選択し、[追加] をクリックします。

    [名前付きオブジェクトの選択] ダイアログボックスが表示されます。

  10. 次のエントリを追加し、[OK] をクリックします。

    Appsense* 

    \??\pipe\Appsense* 

    Ivanti*

    \\??pipe\Ivanti*

    これらは、[新しいルール選択オブジェクト] ダイアログボックスの名前付きオブジェクトに表示されます。

  11. [次へ] をクリックすると、[新しいルール名ルール] ダイアログボックスが表示されます。
  12. ルールの名前を入力するか、既定値を使用して、[完了] をクリックします。
  13. [OK] をクリックします。

    [対象プロパティ] 画面が再表示され、[すべての名前付きオブジェクトを無視] ルールが、右側の作業領域に一覧表示されます。

  14. プロファイルを保存します。
  15. 必要に応じて、各アプリケーション プロファイルを繰り返します。

ユーザ個人設定

Environment Manager ユーザ個人設定を使用している場合は、さらに次のタスクを完了する必要があります。

  1. Citrix Streaming Profiler for Windows に移動します。
  2. アプリケーション プロファイルを開きます。
  3. 該当するターゲットをハイライトし、[編集] メニューを選択します。
  4. [対象プロパティ] を選択します。

    [対象プロパティ] 画面が表示されます。

  5. ルールを選択します。

    右側に [ルール] 作業領域が表示されます。

  6. ルール作業領域で、[追加] をクリックします。

    [新しいルール選択処理とオブジェクト] ダイアログボックスが表示されます。

  7. [処理] セクションで、[無視] の既定の設定を使用します。
  8. [オブジェクト] セクションで、[ファイルとフォルダ] を選択し、[次へ] をクリックします。

    [オブジェクトの選択] ダイアログがボックス表示されます。

  9. [追加] をクリックします。

    [パスの選択] ダイアログボックスが表示されます。

  10. パスで C:\AppSenseVirtual を入力し、[OK] をクリックします。

    [新しいルール名ルール] ダイアログボックスが表示されます。

  11. [次へ] をクリックします。
  12. ルールの名前を入力するか、既定値を使用して、[完了] をクリックします。
  13. [OK] をクリックして、ルールを適用します。
  14. プロファイルを保存します。
  15. 必要に応じて、各アプリケーション プロファイルを繰り返します。

Symantec Virtualization

このセクションでは、Environment Manager と Symantec Workspace Virtualization (6.1) および Symantec Software Virtualization Solution (2.1) を使用するときに除外を設定する手順を説明します。

Symantec

C:\AppSenseVirtual from the Symantec solution フォルダを除外することをお勧めします。Symantec ソリューション クライアントでグローバル除外としてこれを実行するか、Environment Manager によってパーソナライズされていない各 Symantec ソリューション レイヤ内の除外として実行します。

Symantec ソリューション クライアントのグローバル除外を追加するには:

  1. Symantec ソリューション コンソールを開きます。
  2. [ファイル]>[グローバル除外] を選択します。
  3. コンソールを右クリックし、[新しい除外エントリ] を選択します。
  4. [ディレクトリ] を選択し、C:\AppSenseVirtual を選択します。
  5. [サブディレクトリを除外する] を選択し、[OK] をクリックします。
  6. Symantec ソリューションで、ユーザ データが書き込まれる場所をすべて除外します (AppData とサブディレクトリ、LocalAppData とサブディレクトリ)。レイヤでユーザ データが取り込まれていないことを確認します。

Environment Manager

Environment Manager からら C:\Fslrdr フォルダを除外することをお勧めします。個人設定グループ レベル、または特定のアプリケーションのグローバル除外として、この手順を実行します。

Environment Manager のグローバル除外を追加するには:

  1. Environment Manager を開きます。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[ユーザ個人設定] バーを選択します。
  3. [個人設定 アプリケーション] を選択し、%SYSTEMDRIVE%\fslrdr をグローバルで除外します。
  4. [アプリケーション カテゴリ] を展開し、アプリケーションがファイル名のみで一致し、完全パスでは一致しないことを確認します。

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