ワイルドカードと正規表現
このセクションでは、ワイルドカードと正規表現の例と、Environment Manager で使用する方法について説明します。
Environment Manager は CAtIRegExp Class 正規表現を使用します。
CAtIRegExp Class 正規表現の詳細については、www.msdn.microsoft.com をご参照ください。
式 | 一致 |
---|---|
^[a-f]+ | 「alice」が一致します。名前の先頭が a ~ f の間の文字であるためです。 「john」は一致しません。名前の先頭が f の後の文字であるためです。 「Alice」は一致しません。名前の先頭が小文字ではないためです。 |
^[a-fA-F]+ | 「Alice」が一致します。この式では大文字が許可されるためです。 |
[a-zA-Z]+\d\d\d$ | 「UserWithThreeNumbers123」が一致します。ユーザ名には、3文字の数字の前に文字があるためです 「UserWithFourNumbers1234」は一致しません。ユーザ名の数字が4つあるためです。 |
ドメイン名は正規表現でも指定できます。たとえば、ivanti\\^[a-h]+ は最初の文字に a から h までがあるすべてのユーザ名と一致します。正規表現にドメイン名がない場合、クエリは任意のドメインの最初の文字が a から h のすべてのユーザ名と一致します。
式 | 一致 |
---|---|
(notepad)|(winword)|(calc).exe | notepad.exe が一致します。リストにあるためです。 wordpad.exe は一致しません。リストにないためです。 |
^!(notepad.exe) | notepad.exe は一致しません。notepad は明示的に除外されているためです wordpad.exe は一致します。notepad ではないためです。 |
^!((notepad.exe)|(calc.exe)|(winword.exe)) | wordpad.exe は一致します。リストにないためです。 calc.exe は一致しません。リストにあるためです。 |