メンテナンス

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スケジュールされたメンテナンス

メンテナンス スケジュールを作成し、さまざまなスケジュール オプションを使用して、管理サーバ データベースからイベントを削除します。メンテナンス タスクは、データベース サイズを制御し、最適なパフォーマンスを保証します。

管理サーバ管理者のみがメンテナンス スケジュールを作成または編集できます。

すべての既存のスケジュールの詳細は表に一覧表示され、各ステータスが示されます。この表は任意の列で並べ替えることができます。

スケジュールのステータスは次のとおりです。

ステータス
黄色 新規
緑色 実行中
青色 完了
赤色 キャンセル保留中
赤色 ユーザによってキャンセル
赤色 サービスによってキャンセル
赤色 タイムアウト
赤色 エラー

アクション

次の処理は、[メンテナンス処理] パネルから使用できます。

  • 停止: 現在実行中のスケジュールをただちに停止します。
  • スケジュールを有効/無効にする: スケジュールをアクティブまたは非アクティブに切り替えます。
  • スケジュールの編集: [スケジュールの編集] ダイアログが表示され、スケジュール設定を変更します。
  • スケジュールの削除: メンテナンス表からスケジュールを削除します。

スケジュール

[新しいスケジュール] ボタンを選択するか、既存のスケジュールを選択すると、[新規/スケジュールの編集] ダイアログが表示されます。

設定できる新しいスケジュールのタイプは次のとおりです。

  • 配布グループからイベントを削除する: 指定された配布グループからイベントを削除します。
  • 指定された日数よりも古いイベントを削除する: 指定された日数よりも古いイベントを削除します。 大量のイベントを削除することのみを選択できます。
  • イベント ID のイベントを削除する: 指定されたイベント ID のイベントを削除します。
  • イベント ID 範囲でイベントを削除する: 指定されたイベント ID 範囲内のイベントを削除します。
  • オーファン アラートを削除する: 元のイベントが削除されたときにアラートを削除します。
  • 前回応答時間でコンピュータを削除する - 指定した期間に応答がなかったコンピュータを削除します。

スケジュールの開始時刻や曜日などのスケジュール設定を指定します。スケジュールされたタスクが実行される時間を制御する、[最大実行時間] を設定できます。既定値は2時間です。このため、2時間以上実行されるジョブはキャンセルされます。[無制限] チェックボックスを選択すると、ジョブの実行期間が設定されないため、手動でキャンセルするまで実行されます。

詳細オプション

詳細オプションを使用して、バッチの遅延とバッチ サイズ設定をカスタマイズできます。パフォーマンスに影響する可能性があるため、これらのオプションを変更するときには十分に注意してください。

  • バッチ サイズ: 既定のバッチ サイズは10000です。この値を変更する場合は、トランザクションログが大きくなる可能性があります。
  • バッチ遅延: 既定のバッチ遅延は2000ミリ秒です。バッチ遅延は実装済みのメカニズムであり、他の SQL 文がデータベースをロックせずに実行することができます。このため、バッチの遅延を大きくすると、SQL タイムアウトが発生する可能性があります。