ソフトウェア リスト設定の管理

ソフトウェア リストの管理ツール ([ツール] > [レポート] / [監視] > [ソフトウェア リストの管理]) には、インベントリ スキャンの動作を調整できる設定分岐があります。

CfgFiles

インベントリ スキャナが管理対象デバイスから収集し、データベースに保存するテキスト ファイルを追加します。 テキスト ファイル パスの先頭をバックスラッシュにすると、インベントリ スキャナは、ファイルがあるか、各ローカル ドライブを確認します。 特定のドライブのみを検索する場合は、パスにドライブ文字を含めます。

これらのファイルは、インベントリ ツリーのルートにある [構成ファイル] の下のデバイス インベントリに表示されます。 スキャナはファイルの日付、サイズ、パスも収集します。 [ファイル データ] をダブルクリックすると [属性プロパティ] ダイアログ ボックスが表示され、[拡張値] タブをクリックするとファイルの内容が表示されます。

テキスト ファイルの内容はクエリできません。

DataFileExtensions

DataFileExtensions は、コンピュータ ソフトウェア レポートに含めるためにスキャンされる拡張子をリストします。 この情報は、Software.Data Files データベース属性の下にあり、ファイル名、パス、ファイル日付、ファイル サイズが含まれます。

ScanExtensions

ScanExtensions は、検索される拡張子をリストします。 アプリケーション セクションに何が入力されているかにかかわらず、ファイルの拡張子がここにリストされていない場合、アプリケーションは見つかりません。

MultimediaExtensions

MultimediaExtensions は、コンピュータ ソフトウェア レポートに含めるためにスキャンされる拡張子をリストします。 この情報は Multimedia データベース属性の下にあり、マルチメディア ファイルの合計数、見つかった拡張子、マルチメディア ファイル用に使用されているディスク領域の量が含まれます。

使用状況ファイル

使用状況ファイル リストが空白 (既定) の場合、監視対象のすべての製品について使用状況データが送信されます。このリストにファイルを追加すると、それらのファイルに関する使用状況データのみがレポートされます。

MacScanExtensions

MacScanExtensions は、インベントリによって収集された拡張子のリストです。 ファイル拡張子がこのリストにない場合、そのファイルは見つかりません。アプリケーション セクションの内容は関係ありません。

MacMultimediaExtensions

MacMultimediaExtensions は、macintosh コンピュータ ソフトウェア レポートに含めるためにスキャンされる拡張子がリストされます。 これは、Apple OS X プラットフォームに固有であるため、前述のセクションとは異なります。 メモ: 拡張子は大文字と小文字が区別され、正しく指定されていない場合は収集されません。

MacSearchFolders

MacSearchFolders は、Mac でスキャンする追加のフォルダのリストです。

スキャナは既定では /Library /Applications /System /User フォルダを検索します。 スキャナは、MacScanExtensions セクションで指定されたファイルを対象に、MacSearchFolders セクションにリストされているフォルダのみを検索します。 これは MacScanExtension セクションにのみ影響し、アプリケーションのスキャンには影響しないことに注意してください。

例: MacSearchFolders=/johndoe

MIFPATH

MIFPATH は、スキャナが MIF ファイルを検索するディレクトリです。

MIFPATH=C:\DMI\DOS\MIFS

フォルダの除外

フォルダをスキャン対象から除外します。 これらのフォルダは既に既定で含まれています。

  • ExcludeDir=\recycled\
  • ExcludeDir=\recycler\
  • ExcludeDir=%USERPROFILE%\LOCAL SETTINGS\TEMP\
  • ExcludeDir=%USERPROFILE%\LOCAL SETTINGS\TEMPORARY INTERNET FILES\
  • ExcludeDir=%USERPROFILE%\Application Data\Thinstall\
  • ExcludeDir=%windir%\$ntservicepackuninstall$\
  • ExcludeDir=%windir%\installer\
  • ExcludeDir=%windir%\lastgood*\
  • ExcludeDir=%windir%\driver cache\
  • ExcludeDir=%windir%\registeredpackages\
  • ExcludeDir=%windir%\temp\
  • ExcludeDir=%windir%\system32\dllcache\
  • ExcludeDir=%windir%\$NtUninstall*\
  • ExcludeDir=%windir%\ServicePackFiles\i386\
  • ExcludeDir=%windir%\i386\
  • ExcludeDir=\i386\
  • ExcludeDir=\$LDCFG$\
  • ExcludeDir=\SYSTEM VOLUME INFORMATION\
  • ExcludeDir=\SP3\
  • ExcludeDir=\SP4\
  • ExcludeDir=\Library\
  • ExcludeDir=\DOCUMENTS AND SETTINGS\LOCALSERVICE\LOCAL SETTINGS\TEMP\
  • ExcludeDir=\DOCUMENTS AND SETTINGS\LOCALSERVICE\LOCAL SETTINGS\TEMPORARY INTERNET FILES\
  • ExcludeDir=%ProgramFiles%\landesk\ldclient\bkupcfg\
  • ExcludeDir=%ProgramFiles%\landesk\ldclient\cache\
  • ExcludeDir=%ProgramFiles%\landesk\ldclient\data\
  • ExcludeDir=%ProgramFiles%\landesk\ldclient\sdmcache\
  • ExcludeDir=%ProgramFiles%\LANDESK\SHARED FILES\
  • ExcludeDir=%ProgramFiles%\COMMON FILES\MICROSOFT SHARED\
  • ExcludeDir=\LDClient\Temp\
  • ExcludeDir=\LDCLIENT\SDMCACHE\

SMBIOS 無視

インベントリで SMBIOS スキャナから無視する文字列をこのセクションに含めます。 以下の例に示す4つの値は既定で含まれており、再度含める必要はありません。

  • 不明
  • 該当なし
  • 利用不可
  • なし