エージェント ポリシー設定

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ピア ダウンロード制御

これにより、ネットワーク上のデバイスがエージェント、エンジン、および構成のインストールを相互に共有できるようになります。 あるデバイスが、中継サーバを介さずに、別のデバイスと直接接続できます。 デバイス数の多い環境では、ピアツーピア ネットワークは、ファイル転送負荷がデバイス間で分散されるため、クライアント サーバ ネットワークよりも効率的に実行されます。 信頼性も、サーバ接続の問題が発生しても機能性が維持されるため、クライアント サーバ ネットワークよりも高くなります。
ピアダウンロードを使用するときには、ファイアウォールがポート33121および33122の UDP および TCP トラフィックを許可していることを確認してください。
ピアツーピアは、デジタル署名され、サイドロードされたパッチをサポートします。 7-Zip や Core FTP などのベンダから自動的にダウンロードされ、デジタル署名されていないパッチは、ピアツーピアでサポートされません。

次のオプションから選択します。

  • 無効: コンテンツはピアと共有されず、ピアからのコンテンツのダウンロードも行われません。
  • クライアントのみ: コンテンツはピアと共有されません。 ピアからのコンテンツのダウンロードは行われます。
  • サーバのみ: コンテンツはピアと共有されます。 ピアからのコンテンツのダウンロードは行われません。
  • クライアントとサーバ: コンテンツはピアと共有され、ピアからのコンテンツのダウンロードも行われます。

ピア クライアントはコンテンツを2日間保持し、ピア サーバはコンテンツを2週間保持します。 ただし、[クライアントとサーバ] が選択されている場合、これには2週間キャッシュする効果もあります。

帯域幅使用率

帯域幅使用率を選択します。 この上限によって、Ivanti Neurons エージェントのダウンロードで使用できるネットワーク帯域幅の量が制限されます。 制限された帯域幅接続や従量制の帯域幅接続で使用されるときに、エージェントがすべての帯域幅を使用しないように制限することで、他のリソースが同時にネットワークを利用できるようにします。

  • LAN 使用率 (%): 10~100 の範囲で許可される最大割合を設定します。 これにより、Ivanti Neurons エージェントのダウンロードに割り当てられたネットワーク帯域幅と能力が、ローカルエリアネットワーク (LAN) で設定された割合に調整されます。 マルチキャスト ピアの場合、これはローカル サブネットのみです。
    LAN 範囲は次のように決定されます。
    • 10.0.0.0~10.255.255.255 (10/8プリフィクス)
    • 172.16.0.0~172.31.255.255 (172.16/12プリフィクス)
    • 192.168.0.0~192.168.255.255 (192.168/16プリフィクス)
  • WAN 使用率 (%): 10~100の範囲で許可される最大割合を設定します。 これにより、Ivanti Neurons エージェントのダウンロードに割り当てられたネットワーク帯域幅と能力が、ワイドエリアネットワークで設定された割合に調整されます。

エージェント自動更新

Ivanti Neurons エージェントは、自身をバグ修正と機能拡張で自動的に更新します。 更新には再起動が必要になることがあります。 これらの再起動をどのように処理するかを選択します。

  • 必要時に再起動を要求: 再起動が必要な場合に選択します。
  • アプリ コントロールを使用する場合は、この設定が必須です。

  • 再起動を要求しない: 再起動を要求しない場合に選択します。 再起動が要求されない場合、一部のエージェント コンポーネントが完全には機能しない場合があります。 手動による再起動が必要になります。