検出スキャン

デバイス検出を実行するネットワークのリストを作成します。 CIDR、IP 範囲、ネットワーク、CSV インポートによってネットワークを追加できます。 ネットワークごとに別々の検出スキャンの実行を有効化し、スキャナと呼ばれる、スキャンを実行する配布担当デバイスを指定できます。

SNMP とリモート インベントリを実行する前に、認証資格情報を検出設定で設定する必要があります。

デバイスにさらにエージェントをインストールするために新しい登録キーが必要な場合は、配布担当デバイスエージェントをダウンロードするオプションを使用できます。

ネットワークを追加するには

スキャンする検出されたデバイスが該当する必要がある IP アドレスを設定し、スキャン タイプを設定して、スキャン スケジュールを構成します。

  1. [追加] をクリックします。[IP 範囲の追加] パネルが表示されます。
  2. ネットワークの名前を入力します。
  3. IP 範囲の形式を選択します。
    • CIDR: CIDR ブロックを入力します。 例; 192.0.2.0/24
    • 範囲: 範囲の最初と最後の IP を入力します。 例; 192.0.2.0 - 192.0.2.255
    • ネットワーク: ネットワーク アドレスを入力し、サブネットマスクを選択します。 例: 10.54.1.0, 255.255.255.0/24
  4. ネットワークで実行できるスキャン タイプを選択します。
    • アクティブ: 選択すると、ネットワークでアクティブ スキャンを有効にします。
      • OS 検出: アクティブ スキャンが有効な場合、選択すると、OS 検出をオンにします。
    • リモート インベントリ: 選択すると、ネットワークでリモート インベントリ スキャンを有効にします。
    • SNMP: 選択すると、ネットワークで SNMP スキャンを有効にします。
  5. ドロップダウン リストから [スキャナ] を選択します。 これは、指定した IP 範囲の検出スキャンを実行するスキャナとして使用する、配布担当デバイスです。 既定は [選択されたスキャナ] であり、これはポーリングした最初の配布担当デバイスです。 現在選択されているスキャナの名前が下に表示されます。 スキャナが1つも選択されていない場合や、選択されたスキャナがオフラインであると、「スキャナーが選出されるのを待っています」というテキストが表示されます。
    このオプションは、1つの配布担当デバイスではネットワークのすべての領域に到達できない、隔てられてたサイトや、分離されたネットワークを擁する可能性のある組織の場合に利用できます。
  6. [有効] をクリックすると、自動スキャン スケジュールが有効になります。
    • 日付: カレンダーから日時を選択し、最初のスキャンが開始するスケジュールを設定します。 [OK] をクリックします。
      過去の日時が設定されている場合、スキャンはすぐに開始します。
    • 繰り返し: スケジュール頻度を選択します。 フィールドを使用してスキャンを繰り返す期間を指定します。数字 (1-99) と単位 (分、時間、日、週) を使用します。 例: 数値 = 30 単位 = 。これはスキャンが 30 分ごとに実行されているようにスケジュールされていることを意味します。
      スキャンが次回のスケジュールされた日時を超えて実行された場合は、完了まで実行された後、次回のスケジュールされた繰り返し間隔で実行されます。 スケジュールは無期限に実行されます。
  7. ネットワーク範囲で別のスキャン タイプをスケジュールする場合は、各スキャン タイプの新しいネットワーク エントリを作成し、それに応じてスケジュールを設定します。

  1. [保存] をクリックします。ネットワークが表に追加されます。

ネットワークをインポートするには

テンプレートをダウンロードして、CSV として保存し、表に追加するネットワークの IP 範囲データをインポートします。

  1. [インポート] を選択します。 [IP 範囲のインポート] パネルが表示されます。
  2. データをインポートするには、テンプレートをダウンロードして、データが正しい形式、名前、CIDR であることを確認するか、選択またはドラッグアンドドロップ操作でアップロードするファイルを選択できます。
  3. IP はインポート時に検証されます。 行を空白のままにしないでください。 有効なエントリは緑色でハイライトされます。無効または重複するエントリは赤色でハイライトされます。 CSV ファイルの無効なエントリが修正されるまでは続行できません。
  4. [確認] をクリックします。ネットワークが表に追加されます。

処理

以下のアクションは、選択した複数のネットワークに対して適用できます。アクションにネットワークを含めるには、先頭列のチェックボックスをクリックします。 1つのネットワークにのみアクションを適用するには、省略記号 省略記号アイコン を選択します。

  • 開始: クリックすると、スキャン開始要求がエージェントに送信されます。 実行されるスキャンのタイプは [スキャン タイプ] 列に一覧表示されます。 スキャン タイプを修正するには、ネットワーク範囲を [編集] します。
    前回実行されたスキャンは、[デバイス] > [デバイス詳細] > [データソース] で確認できます。 検出スキャンは、IvantiActiveEngine、IvantiSnmpEngine、IvantiRemoteinventoryEngine、および IvantiOsEngine です。
    スキャンのステータスは [ステータス] 列で報告されます。
    • 空白: まだ一度もスキャンが実行されていません。
    • 開始を申請: スキャン開始が要求されました。
    • キューに配置: ユーザが手動で行った開始要求、またはスケジュールによって自動的に行われた開始要求を、エージェントが受信しました。
    • 実行中: スキャンが開始され、実行中です。
    • 停止を申請: 実行中のスキャンをすべて停止するよう、ユーザが要求しました。
    • 停止しています: エージェントが停止要求を受信しました。
    • 停止: スキャンが停止しました。
    • 完了: スキャンが完了しました。
    • スキャン ステータスはサポート対象外: そのバージョンのエージェントレス エンジンは、スキャン ステータスの報告をサポートしていません。 バージョンは1.0.859.0以降でなければならず、エージェントが自動的に更新します。

    ステータス進行状況バーにカーソルを置くと、スキャン タイプ、スキャン期間、ネットワークのターゲット IP の数、スキャンを開始する方法 (スケジュールまたは手動)、最初のスキャンが開始した日時 (デバイスのローカル タイムゾーン) などの詳細がツールチップに表示されます。

    スキャンがスケジュールで実行されている場合は、スケジュールの頻度が [スケジュール] 列に表示されます。 列が空白の場合は、スケジュールが設定されていません。

  • 停止: クリックすると、スキャンを停止します。
  • 編集: クリックすると、ネットワーク名、IP 範囲、選択したスキャン タイプ、実行スケジュールを編集できます。

    編集する複数の項目を選択するときに、スキャン タイプやスケジュールなどの有効な機能と無効な機能が混在している場合は、チェックボックスに 青色の背景と白色のダッシュ記号が付いたチェックボックス が表示されます。 選択した項目のすべての機能が有効な場合、チェックボックスに 青色の背景と白色のチェックマークが付いたチェックボックス が表示されます。 チェックボックスが空白の場合、すべての機能が無効です。

  • 削除: クリックすると、ネットワークを削除します。

グリッドのカスタマイズ: [列の選択] を開きます。表示する列を選択します。 また、表の列の順序を並べ替えることもできます。

グリッドのリセット: 表を元の形式に戻します。

関連トピック

検出設定