Patch for Intune

Ivanti Neurons Patch for Intune は、Microsoft Intune 実装を拡張して、サードパーティ製品の管理機能を組み込む、クラウド ベースのソリューションです。 Google Chrome、Zoom クライアント、Mozilla Firefox、Adobe Acrobat、Slack、Dropbox などのさまざまなサードパーティ製品を、Ivanti サポート対象製品カタログから Intune コンソールに公開できます。 これに加えて、独自のカスタム アプリケーションを Ivanti Neurons Patch for Intune に追加できます。 独自の製品の追加については、「製品の作成」をご参照ください。

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Ivanti Neurons Patch for Intune の YouTube プレイリスト

Patch Intelligence の一部の機能は、Ivanti Neurons Patch for Intune ライセンスでも使用できます。 たとえば、Patch Intelligence の情報を使用して、各パッチのリスクや信頼性評価についてのインサイトを得ることができます。 Ivanti Neurons for Patch Intelligence にアクセスするには、Ivanti Neurons プラットフォームで [パッチ管理] > [Patch Intelligence] に移動します。

表で目的の製品を選択した後、それらを Microsoft Intune に公開します。 通常の Intune プロセスが使用され、製品がエンドポイントに配布されます。 Ivanti Neurons Patch for Intune は、管理対象および管理対象外の製品の新規バージョンがないか、絶えず Ivanti サポート対象製品カタログを監視します。 管理対象製品の新規バージョンが利用可能になった場合、承認を要求するメッセージが表示されるようにするか、ユーザ操作なしで新規バージョンが自動的に Intune に公開されるようにするかを選択できます。

Patch for Intune が製品を Intune に発行した後、その製品をいつエンドポイントに実際に配布するかは、Intune 自体によって決定されます。 これは環境によって異なり、数分後の場合もあれば数時間後の場合もあります。 Intune による製品の配布で問題が発生した場合は、Microsoft の Web サイト (別のウィンドウで開きます) の「Win32アプリの問題をトラブルシューティングする」をご参照ください。

セキュリティ上の理由から、Ivanti Neurons Patch for Intune の一部の機能にアクセスするには認証が必要です。プロンプトが表示された場合は、Azure 資格情報を使用して認証してください。 この必要条件の頻度は、環境の構成によって異なります。

Patch for Intune を初めて起動すると、または新しい構成設定が必要なときは常に、開始に役立つ構成ウィザードが表示されます。

Ivanti サポート対象製品カタログ

Ivanti サポート対象製品カタログは、Ivanti Web サイト (新しいタブで開きます) にあります。

製品カタログで更新が利用可能になったときに電子メール通知を受け取るには、Ivanti Neurons Patch for Intune のコミュニティ ページに移動します。 [グループに参加] を使用して登録し、通知の頻度を選択します。

システム要件

Ivanti Neurons Patch for Intune を使用するための必要条件は次のとおりです。

  • Ivanti Neurons Patch for Intune ライセンス
  • 有効な Microsoft Intune 環境
  • Web ブラウザ
  • 次のいずれかのロール:
    • [アプリケーション管理者] (Intune) と [グローバル リーダ] (Entra ID)
    • [Intune 管理者] (Entra ID)
    • [Intune 管理者] ロールは、カテゴリを管理する場合 (「公開オプション」参照)、またはオンボーディング中に範囲を選択する場合 (「Intune スコープの選択 (任意)」参照) にのみ必要です。

      または、[グローバル管理者] (Entra ID) を使用できます。

  • Ivanti コード署名証明書を配布するためには、Intune の [ポリシーおよびプロファイル マネージャ] ロールが必要です。
  • アプリケーションを配布する際に最良の結果を得るには、以下で説明するように Ivanti コード署名証明書も配布する必要があります。

Ivanti コード署名証明書を配布するには:

  1. Ivanti Neurons プラットフォームの [管理者] で、[Patch for Intune 設定] をクリックします。
    [Patch for Intune 設定] ページが表示されます。 [証明書の配布] セクションでは、Ivanti 証明書の現在のステータスが報告されます (Ivanti 証明書が Ivanti Neurons Patch for Intune を使用して配布された場合)。
  2. 最新の Ivanti 証明書が Intune に配布されている場合は、[もう一度確認] できます。
    古い Ivanti 証明書が配布されている場合、または Ivanti 証明書が配布されていない場合は、[配布] をクリックします。
    [証明書の配布] ダイアログが表示され、配布される証明書の詳細が表示されます。
  3. [すべてのデバイスに割り当て] を選択するか、[グループを選択] ボックスで、証明書の配布先とするデバイスが関連付けられているグループを選択します。
  4. [配布] をクリックします。
    証明書が、構成されたとおりに配布されます。

アプリケーションのアンインストール

.msi にパッケージ化されているアプリケーションの大半は、自身のアンインストールに msiexec を使用します。 ただし、アプリケーションが .exe にパッケージ化されている場合、この方法の信頼性は低くなります。 これに対処するために、Ivanti では IvantiLUAExecutor.exe というソリューションを開発しました。このソリューションでは、これらのアプリケーションを Intune を使用してアンインストールできるように、アプリケーション ベンダが定義したアンインストール方法からのスクリプトの集合を使用します。

このアンインストール方法では、Intune によって実行されたときに、ScriptExecutor.log という名前のログが作成されます。 アプリケーションが正しくアンインストールされなかった場合、このファイルにはアンインストール中に発生した可能性のあるエラーが記録されます。 これは、アプリケーションが .exe にパッケージ化されている場合にのみ必要です。

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Patch Intelligence