永続仮想デバイス インフラストラクチャ (VDI) とゴールド イメージ複製デバイス

永続 VDI により、IT チームでは、再起動のたびにリセットされる非永続 VDI インスタンスとは異なり、セッション間で構成やアプリケーションやユーザ データが保持される仮想デスクトップをプロビジョニングできます。 これは、共通のゴールド イメージから複製またはプロビジョニングされた後、セッション間でリセットされるのではなく、独自のエンドポイントとして実行される、他の物理デバイスや仮想デバイスにも当てはまります。

これらのデバイスはそれぞれが経時的に ID を保持するため、環境で必要な自動化の程度に応じて、以下の2つの方法のいずれかを使用して、Ivanti Neurons エージェントをインストールおよび管理できます。

主要ワークフロー

エージェント配布オプション:

  • ゴールド イメージから複製された永続仮想デスクトップおよびその他のデバイスには、ベース イメージ構築プロセスの一部としてエージェントをインストールし、複製されたインスタンスごとに、標準登録コマンドと登録キーを使用して、エージェントを手動で登録できます。

  • あるいは、複製されたイメージが実行された時点で、標準の物理エンドポイントや仮想エンドポイントにエージェントをプッシュするのと同じように、エージェントをイメージにリモートでプッシュできます。

継続的な管理:

  • 複製された永続イメージは再起動後もエージェント ID と構成を保持するため、非永続 VDI で使用されるような保護、保護解除、ベース イメージの登録といった手順は必要ありません。

  • 複製された各永続イメージは、一度登録されると、Ivanti Neurons における一意の長期エンドポイントとして扱われます。

方法1: 手動管理

複製された各インスタンスが起動したときにすぐにエージェントを登録するか、または、あらかじめイメージにエンジンを設定しておくことで、ベース イメージ構築プロセスを直接制御するには、この方法を使用します。

登録やエンジンの事前設定を行わない、ベース イメージへのエージェントの事前インストール

エージェントを登録したり、前もってエンジンをダウンロードしたりせずに、ベース イメージを準備するには、次の手順に従います。

  1. 関連付けられた .options ファイルなしで、ベース イメージでエージェント インストーラを実行します。
  2. アクティベーション キーまたは Cookie オプションが表示されたら、[キャンセル] をクリックします。
    これにより、エージェントをテナントに登録することなく、また自動登録をトリガする .options ファイルも存在することなく、エージェントがエンドポイントにインストールされます。
  3. このベース イメージから各インスタンスがスピンアップされたら、次のように登録キーを使用し、stagentctl register コマンドを (非永続 VDI に使用される保護オプションや保護解除オプションなしで) 実行して、エージェント登録します。

    stagentctl register --enrollmentkey "%enrollmentkey%" --baseurl https://agentreg.ivanticloud.com

    上記のコマンドで、%enrollmentkey% は、[エージェント配布] ページからダウンロードされた、関連付けられた .options ファイル にある tenantid_activationkey の組み合わせです。
    このプロセスは、エージェントをテナントに登録し、登録キーに関連付けられたポリシーにリンクされたエンジンを取得します。 このインスタンスは永続的であるため、この手順中に設定されたエージェントの ID と構成は、再起動後もそのまま残ります。 そのため、登録が必要なのはインスタンスごとに1回だけです。

オフライン準備ツールを使用したエージェントの事前インストールとエンジンの事前設定

複製された各永続インスタンスの初回チェックイン時にネットワーク経由でエンジンがダウンロードされないようにするには、エージェントを、登録せずにインストールできます。 次に、Ivanti Innovators Hub にある Ivanti Neurons オフライン準備ツールを使用して、イメージにエンジンを事前設定します。

詳細とツールのダウンロードについては、Ivanti Innovators Hub の UWM ハイブリッドのための Ivanti Neurons のオフライン インストールと構成ガイドに移動します。

方法2: リモートで管理

ベース イメージへの登録を構築するのではなく、各永続 VDI インスタンスやゴールド イメージから複製された他のデバイスを、他の管理対象エンドポイントを扱うのと同じ方法で扱うには、この方法を使用します。

永続 VDI インスタンスまたはその他の、ゴールド イメージから複製されたデバイスをリモートで管理するには、次の手順に従います。

  1. デバイスをスピンアップまたはプロビジョニングします。

  2. Ivanti Neurons コンソールから、標準の物理デバイスや仮想デバイスにエージェントをプッシュするのと同じ方法で、標準のエージェント プッシュ インストール方法を使用して、実行中のインスタンスにエージェントをインストールします。

  3. インストール後、エージェントはテナントに登録され、割り当てられたポリシーに関連するエンジンをダウンロードします。 次に、インスタンスが標準の管理対象エンドポイントとして Ivanti Neurons に表示されます。

このアプローチでは、ベース イメージの登録や保護が不要であるため、各永続インスタンスは独立して管理されます。 更新、ポリシー変更、およびエンジン インストールは、ベース イメージの継承に依存するのではなく、通常のエージェント チェックイン動作を通じて処理されます。

留意事項

  • ゴールド イメージから複製された永続 VDI インスタンスおよびその他のデバイスは、各インスタンスが再起動後も独自のエージェント ID を保持するため、非永続 VDI で使用されるような保護、保護解除、ベース イメージとしての登録といったオプションは使用しません。

  • 保護すべきベース イメージの共有セキュリティ関連付けがないため、エージェントの再認証は、永続 VDI インスタンスおよびその他のゴールド イメージから複製されたデバイスで正常に動作します。

  • 手動管理とリモート管理のどちらを選択するかは、ベース イメージの構築プロセスに対してどの程度のコントロールが必要であるかと、配布後にどの程度各インスタンスを標準エンドポイントのように管理したいかによって異なります。