ソースのインポート
ライセンス取引、契約、価格データを管理する最良の方法は、付属のテンプレート スプレッドシートを使用して [インポート ソース] ページからそれらをインポートすることです。 ライセンス取引をインポートすると:
- 取引ファイルで指定されたソフトウェア タイトルは Ivanti SKU ライブラリのソフトウェア タイトルと一致し、SaaS サブスクリプションとして特定されているかどうかといった詳細情報が表示されます。
- Ivanti SKU ライブラリ内の SKU と一致する、特定のバージョンが関連付けられていないソフトウェア タイトル (たとえば、メンテナンス ライセンスや Software Assurance ライセンス) には、バージョンとして [非固有] が設定されます。
- ベンダ、製品、エディション、バージョン、メトリクスが一致した場合には、個々の取引が1行にグループ化されます。
- 製品タイプが、基本ライセンス、サブスクリプション、アップグレード、メンテナンスのいずれかにマップされます。
- データをインポートまたは削除するたびに、コストが再計算されます。
取引を契約にリンクすることもよくありますが、これは必須ではありません。
多くのインポート ソースを追加でき、それぞれを何度でもインポートして、新規レコードの追加や既存レコードの更新を行えます。 インポート ソースを削除すると、関連付けられたレコードがすべて削除されます。 少し時間をとって、どのようなインポート ソースを作成し、どのような名前にするか検討してください。 インポート ソースの名前と内容は、ソフトウェア資産の可視化を助け、Spend Intelligence における対応するデータの管理計画にも役立ちます。
インポートソースの作成
別の取引レコード セットには別のインポート ソースを作成できます。 各インポート ソースは取引のソースへの接続を定義し、ライセンス マネージャでこれらの取引を表します。
新しいインポートソースを作成するには:
- Spend Intelligence ナビゲーション バーで [構成] > [インポート ソース] をクリックします。
[インポート ソース] ページに、既存の各インポート ソースの個別のタイルが表示されます。 各タイルにはタイトルと説明が表示され、インポート ソースを特定できるようになっています。
契約または取引を手動で作成、更新、削除した場合は、これらの変更が [手動の変更] インポート ソースに関連付けられます。 Ivanti Neurons for ITAM との統合を構成した場合は、これらのインポートが [Ivanti Neurons for ITAM] インポート ソースに関連付けられます。 - [インポート ソース] ページの右上にある [追加] をクリックします。
[インポート ソースの追加] パネルが表示されます。 - インポート ソースの名前を入力します。
- 任意のタイプをクリックし、[追加] をクリックします。
[インポート ソース] ページが再表示され、新しいインポート ソースのタイルが表示されます。
タイプが汎用ライセンス取引インポート、汎用契約専用インポート、および汎用顧客固有の価格データ インポートであるインポート ソースでは、[テンプレート ファイルのダウンロード] リンクをクリックして、該当する列とインポートの正しい名前が入った適切な列を含む空のスプレッドシートをダウンロードします。 編集するためにダウンロードしたスプレッドシートを有効にすると、各列見出しのツールチップが利用可能になり、各列の内容の詳細が表示されます。
スプレッドシートの先頭行 (指示が含まれている) は、削除しないでください。また、行5の列名はどれも変更しないでください。これらの列名は、システムにおける値のマッピングに使用されます。 ただし、行6のサンプル データは必ず削除してください。
データソースの編集と削除
インポート ソースの名前を変更するには、タイルにカーソルを置き、 をクリックします。
インポート ソースとすべての関連付けられたデータを削除するには、タイルにカーソルを置き、 をクリックします。 [手動の変更] タイルで をクリックすると、手動で作成された契約と取引がすべて削除され、すべての更新された契約と取引が元に戻され、すべての削除された契約と取引が復元されます。
ライセンス マネージャのすべてのデータを削除するには、Spend Intelligence ナビゲーション バーで [構成] > [ライセンス マネージャ] をクリックし、[すべてのインポートされたデータを削除] をクリックします。 この処理は元に戻せないため、使用するときには十分に注意してください。
データのインポート
必要なインポート ソースを追加した後は、それを使用して、データをインポートできます。
データをインポートするには:
- [インポート ソース] ページで、インポートするソースの [インポート] をクリックします。
インポート インスタンス ページが開き、[インポート インスタンスの作成] パネルが表示されます。 - [ファイルの選択] をクリックし、インポートするファイルを選択してから、[インポート] をクリックします。
インポートが開始し、[インポート インスタンスの作成] パネルが閉じます。 インポート インスタンスのデータグリッドに新しい行が表示され、インポートの現在のステータスと実行したユーザの名前が表示されます。 インポートが完了した後、ステータスが [完了]、[完了しましたが、警告があります]、または [失敗] に変わります。
インポートの詳細の表示
インポートが完了した後は、詳細を表示できます。
インポートの詳細を表示するには:
- インポート ソースのタイトルをクリックします。
選択したインポート ソースのインポート インスタンス ページが表示され、インポートの実行日時、ステータス、インポート インスタンスの更新者を報告するデータグリッドが表示されます。
インポートを実行したユーザの名前をクリックすると、[メンバー] ページにユーザの詳細情報が表示されます (詳細については、「アクセス コントロール」を参照)。 - [インポート日時] 列の任意のリンクをクリックします。
インポート インスタンスの詳細が表示されます。 インポートのタイプに応じて、このページには複数のタブが表示されます。 最初のタブは [概要] です。作成および更新の詳細情報、インポートのステータス、およびインポート中に生成されたさまざまな種類のメッセージの件数が表示されます。 タブにはインポートしたデータが表示されます。これは、インポートしたデータのタイプによって異なります。 このデータを移動し、データグリッドの上にある [Excel にエクスポート] ボタンを使用してエクスポートします。
インポートが警告または失敗で完了した場合、インポート中に発生した問題に対処できるように、[メッセージ] タブに情報が表示されます。
最新のインポートインスタンスと関連付けられたデータを削除おするには、横の をクリックします。
をクリックして、これらのページの内容を更新します。
重複するレコード
システムにより、手動で重複する取引または契約を作成できなくなっています。 ただし、同じ取引または契約の複製が別のインポート ソースに存在することは許可されます。 この場合、後のインポート ソースをインポートすると、レコードがマージされます。いずれかの列で競合する値がある場合は、後のインポートの値が使用されます。
たとえば、contract import 1と contract import 2をインポートする場合、次の結果が表示されます。
インポート ソース |
ベンダ |
契約番号 |
事業単位 |
契約国 |
---|---|---|---|---|
contract import 1 |
Vantosi |
VNT001 |
営業 |
米国 |
contract import 2 |
Vantosi |
VNT001 |
財務 |
|
結果 |
Vantosi |
VNT001 |
財務 |
米国 |
[ベンダ] および [契約番号] フィールドの両方が一致する場合、契約は重複していると見なされます。
契約番号、ベンダ、数量、SKU コード、ライセンス製品、購入日のフィールドがすべて一致する場合、取引が重複していると見なされます。