製品で推奨される更新の一覧を作成する

概要

Patch for Configuration Manager では、組織で使用されている製品に特に推奨される固有の更新の一覧が表示されます。 推奨される製品機能を使用すると、管理対象のクライアント コンピュータにインストールされているすべての製品の最新の更新のリストが作成されます。 そのリストを使用して、繰り返し発行タスク内で発行する更新を特定するために使用できるスマート フィルタを作成します。

この機能では次のことができます。

  • クライアント コンピュータにインストールされているすべてのソフトウェアのリストを表示します。 各バージョンのソフトウェアは別のエントリとしてリストに表示されます。
  • クライアント コンピュータにインストールされているすべての製品のリストを表示する 同じ製品で複数のバージョンがある場合でも、製品ごとに1エントリのみです。
  • 選択する製品の最新の更新を指定するカスタム複合スマート フィルタを作成します。
  • スケジュールされた発行プロセスでスマート フィルタを使用する

ヒント: ここで説明する処理は、特定の時点で作成された「推奨される更新」スマート フィルタを使用します。 実行するたびに、インストールされている製品の新しいリストを自動的に生成する推奨される更新の自動タスクを作成することもできます。

この機能を使用する方法

  1. [推奨される製品] をクリックします。
    [推奨される製品] ダイアログが表示されます。
  2. クライアントにインストールされているソフトウェア: 現在クライアント コンピュータにインストールされているすべてのソフトウェア バージョンが表示されます。 リストの情報は Configuration Manager によって実行されるハードウェア インベントリ スキャンから取得されます。 Patch for Configuration Manager は、この情報を直接 Configuration Manager データ ストアから取得します。

    クライアントにインストールされている製品: クライアント コンピュータにインストールされているすべての製品が表示されます。 同じ製品で複数のバージョンがある場合でも、製品ごとに1エントリのみです。

  3. 推奨される更新のリストを生成する製品を選択します。
  4. [スマート フィルタの作成] をクリックします。
    これにより、2つのカスタム スマート フィルタとカスタム複合フィルタが作成されます。
    • 最新の更新: このフィルタは、置き換えられない更新のみが使用されることを指定する1つのルールから構成されます。
    • 推奨される製品 - MM/DD/YYY HH:MM:SS: このフィルタには、[クライアントにインストールされているソフトウェア] リストの各製品の製品が <product> ルールがあります。
    • 推奨される更新 - MM/DD/YYY HH:MM:SS: これは他の2つのフィルタから構成される複合フィルタです。 推奨される製品の最新の更新のみが表示されることを指定します。 これは、スケジュールされた発行タスク内からスマート フィルタを参照するときに使用するフィルタです。
  5. (任意) 新しいフィルタを編集します。
    たとえば、1つ以上のフィルタの名前を変更したり、推奨製品フィルタのルールを変更して、製品を追加または削除したりすることができます。
  6. 複合フィルタをスケジュールされた発行タスク内で必要に応じて使用します。
    このフィルタは指定した製品の最新の更新を常に検索するため、新しいソフトウェアがクライアント コンピュータにインストールされた場合にのみ再作成する必要があります。