バンドルと Detectoid の概要

バンドルと detectoid はConfiguration Manager でサポートされる2つの異なる更新タイプです。 すべての更新カタログ内で使用されるわけではありません。 たとえば、現在のところ Ivanti のプライマリ カタログには含まれていませんが、特定のサードパーティ カタログには適用される可能性があります。

バンドル

バンドルは1つ以上の更新のコレクションです。 バンドルには、バンドルに含まれる更新を参照するために使用されるメタデータのみがあります。 バンドルには実際のコンテンツやバイナリ データは含まれていません。

バンドルの一般的な使用方法は、関連する更新をグループ化することです。 たとえば、バンドルには、特定のコンピュータ タイプに関連付けられたドライバのすべての更新が含まれることがあります。 コンピュータ タイプの更新を発行するには、各更新を検索して発行するのではなく、バンドルを発行します。 バンドルのもう一つの利点は、発行するときに、バンドルに含まれる各更新ではなく、1つの項目 (バンドル) の承認のみが必要になります。

Patch for Configuration Manager は、発行されていないバンドルのすべての更新を発行します。バンドルはかなり大きくなることがあり、多数の異なる更新が含まれている可能性があるため、一般的にバンドルの更新処理には長い時間がかかります。

Patch for Configuration Manager でバンドルを操作する方法については、「バンドルの操作」をご参照ください。

Detectoid

Detectoid は固有の形式の更新です。 ペイロードは含まれませんが、特定の条件を検証する1つの「インストール済み」ルールがあります。 Detectoid は他の更新の前提条件チェックとして使用されます。 たとえば、ある Detectoid は対象コンピュータで更新をインストールするために必要なオペレーティング システムを指定し、別の Detectoid は更新で必要なコンピュータ アーキテクチャを指定できます。 更新には複数の前提条件 Detectoid があり、Detectoid には他の前提条件 Detectoid が含まれている場合があります。

detectoids が更新の発行で必要な場合、更新を発行するときにPatch for Configuration Manager が自動的に detectoid を発行します。 これは、Detectoid を含むすべての更新カタログに当てはまります。

Patch for Configuration Manager で Detectoid を操作する方法については、「Detectoid の操作」をご参照ください。