手動インストール スクリプトの作成と使用

Security Controls Agent を手動でコンピュータにインストールするときには、すべての必要なエージェント情報をインストール ウィザードに渡すスクリプトを作成できます。スクリプトをキー フォブまたは USB ブラッシュ ドライブにコピーしてから、エージェントをインストールするコンピュータ間で簡単に移動できます。

次のスクリプトはサンプルです。 入力値を修正し、適切なテストを実行せずに、このスクリプトをそのまま使用することはご遠慮ください。

パスフレーズ認証のサンプル スクリプト

STPlatformUpdater.exe /wi:/qn /wi:"/l*v c:\temp\install.log" /wi:SERVERURI=https://consolename:3121 /wi:POLICY=policyname /wi:AUTHENTICATIONTYPE=PASSPHRASE /wi:PASSPHRASE=secret

STPlatformUpdater.exe /wi:/qn /wi:SERVERURI=https://consolename:3121 /wi:POLICY="policy name with spaces" /wi:AUTHENTICATIONTYPE=PASSPHRASE /wi:PASSPHRASE=secret

Windows 認証のサンプル スクリプト

STPlatformUpdater.exe /wi:/qn /wi:"/l*v c:\temp\install.log" /wi:SERVERURI=https://consolename:3121 /wi:POLICY=policyname /wi:AUTHENTICATIONTYPE=WINDOWS /wi:SERVERUSERNAME=domainname\Your.Name /wi:PASSWORD=secret

クラウド エージェント インストールのサンプル スクリプト

STPlatformUpdater.exe /wi:"/qn /l*v install.log ACTIVATIONKEY=12345abc-2abc-3abc-4abc-123456789abc"

ここでは、各パラメータは次の情報を表します。

  • STPlatformUpdater はエージェント プラットフォーム インストールのためのブートストラップ インストーラです。
  • /wi はこれを Windows インストーラに渡すことを意味します。
  • /qn はインストーラからユーザ インタフェース操作がないことを意味します。
  • /l*v はインストール試行のログを書き込むことを意味します。 ログ ファイル名を指定するパラメータは 1 つです。
  • SERVERURI は、アドレス、ポート、およびスキーム (例: https://) であり、登録およびチェックインの目的でコンソールに接続するために使用されます。
  • POLICY は、エージェントに割り当てられるエージェント ポリシー名です。
  • AUTHENTICATIONTYPE は PASSPHRASE または WINDOWS です ([ツール] > [オプション] > [エージェント] ダイアログで指定されます)。
  • PASSPHRASE はエージェントがコンソールで認証するために使用するパスフレーズです (AUTHENTICATIONTYPE=PASSPHRASE の場合にのみ使用)。
  • SERVERUSERNAME はエージェントをインストールする権限を持つユーザ名です (AUTHENTICATIONTYPE=WINDOWS の場合にのみ使用)。
  • PASSWORD はユーザがコンソールで認証するために使用するパスワードです (AUTHENTICATIONTYPE=WINDOWS の場合にのみ使用)。
  • スクリプトを実行するためにログインしたユーザの認証資格情報を使用して認証する場合は、SERVERUSERNAME および PASSWORD の代わりに、USECURRENTCREDENTIALS=1 を使用できます。
  • ACTIVATIONKEY Cloud サービスを使用して作成された認証キーです。
  • コンソールまたは REST API から作成されたキーを参照すると、インストール時にエージェント コンピュータをグループに割り当てることができます。