パッチ タイプ別の Windows パッチ ビューのフィルタリング

このフィルタで何も選択されていない場合、パッチ カタログから何もフィルタリングされず、すべてのパッチ タイプが上部ウィンドウに含まれます。

このフィルタは上部ウィンドウに表示するパッチのタイプ、およびパッチのベンダー重要度レベルを指定するのに使われます。 オプション:

  • セキュリティ パッチ:セキュリティ情報関連パッチ。 1 つ以上の固有の重要度レベルを選択できます。 重大度が異なる複数の QNumber がセキュリティ情報にある場合は、最も高い重要度が表示されます。 特定の状態の各 QNumber を表示するには、[パッチ情報] タブで影響する製品を選択します。
    • 緊急:認証されていないリモート攻撃者によって悪用される可能性がある脆弱性、またはオペレーティング システムのゲスト/ホストの分離を壊す脆弱性。 セキュリティ上の脆弱性によって、ユーザが操作を行うことなく、ユーザ データや処理リソースの機密性、完全性、可用性が危険にさらされます。 脆弱性の悪用がさらに拡大すると、インターネット ワームが拡散したり、仮想マシンとホスト間で任意コードが実行されたりするおそれがあります。
    • 重要:ユーザ データや処理リソースの機密性、完全性、可用性が危険にさらされる脆弱性。 このような不具合によって、ローカル ユーザが権限を取得したり、認証されたリモート ユーザが任意コードを実行したり、ローカルまたはリモート ユーザが簡単にサービス妨害攻撃を実行したりできます。
    • 中:セキュリティ上の脆弱性の構成や難易度によって、悪用の可能性が大幅に低減されている不具合。 ただし、特定の配布シナリオでは、ユーザ データや処理リソースの機密性、完全性、可用性が何らかの危険にさらされる可能性が残存する場合があります。このようなタイプの脆弱性は重大または重要な影響を及ぼす可能性があります。ただし、不具合の技術的な評価に基づく限り、悪用することがそれほど容易ではないか、構成に影響する可能性が低くなっています。
    • 低:セキュリティの影響を及ぼすその他のすべての問題。 悪用することがきわめて困難であると考えられているか、悪用された場合でも最小限の影響に抑えられる脆弱性。
    • 未割り当て:セキュリティ レベルが割り当てられていないセキュリティ パッチ。
  • ソフトウェア配布:Security Controls によって配布可能な無料のサードパーティ製品
  • セキュリティ ツール:Windows Defender や Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールなどのセキュリティ ツールの更新。 セキュリティ情報では完全にサポートされていない既知のセキュリティ リスクの証明書更新やホットフィックスも含まれます。
  • セキュリティ以外のパッチ:セキュリティの問題以外の既知のソフトウェアの不具合を修正するベンダ提供のパッチ。 1 つ以上の固有のベンダー重要度レベルを選択できます。 使用可能な重要度レベルの詳細については、「セキュリティ パッチ」をご参照ください。
  • カスタム処理:カスタム処理を実行する際に使われる Null パッチ (MSST-001) を表示します。