エージェントの管理

コンピュータ ビューまたはスキャン ビューを使用して、エージェント ポリシーを実行しているコンピュータを管理できます。 コンピュータにエージェントをインストールし、既にエージェントがインストールされているコンピュータに別のポリシーを割り当てることができます。 また、コンピュータからエージェントをアンインストールし、さまざまなコマンドを発行できます。さらに、コンピュータ ビューで [エージェント状態] 列を使用すると、Security Controls Agent がインストールされているコンピュータを特定できます。

目的のコンピュータを右クリックしてから、[エージェント] メニューを選択すると、すべての処理を実行できます。

ポリシーを使用したインストール/再インストール

選択したコンピュータにエージェントをインストールします。 既にエージェントがコンピュータに存在する場合、選択したポリシーを使用して、エージェントを再インストールします。 インストール処理がただちに開始されます。

対象コンピュータはオンラインで、コンソールと通信できなければなりません。 コンピュータがオンラインではない場合、インストールは失敗します。

ヒント:対象コンピュータが企業ネットワークから切断され、コンソールに接続できない場合、エージェントをクラウドからインストールすることを検討してください。

アンインストール

選択したコンピュータからエージェントを削除します。

  • エージェント コンピュータがオンラインで、ポリシー更新をリスニングするように構成されている場合は、エージェントがただちにアンインストールされます。
  • エージェント コンピュータがオンラインで、エージェントをリスニングするように構成されていない場合は、次回エージェントがコンソールにチェックインするときに、更新されたポリシーがアンインストールされます。
  • エージェント コンピュータがオンラインではない場合は、次回エージェントがオンラインになり、コンソールまたはクラウドにチェックインするときに、アンインストールが実行れます。

ポリシーの割り当て

既にエージェントがインストールされているコンピュータにのみ適用されます。 選択したエージェント コンピュータに対して、別のポリシーが割り当てられます。

  • エージェント コンピュータがオンラインで、ポリシー更新をリスニングするように構成されている場合は、新しいポリシーがただちに割り当てられます。
  • エージェント コンピュータがオンラインで、ポリシー更新をリスニングするように構成されていない場合は、次回エージェントがコンソールにチェックインするときに、新しいポリシーが割り当てられます。
  • エージェント コンピュータがオンラインではない場合は、次回エージェントがオンラインになり、コンソールまたはクラウドにチェックインするときに、新しいポリシーが割り当てられます。

[ポリシーを使用したインストール/再インストール] よりも [ポリシーの割り当て] を使用する利点は、処理が高速である点です。[ポリシーの割り当て] の場合、ポリシー ファイルのみを更新し、エージェント全体をインストールしないためです。

 

以下のコマンドは、エージェントが既にインストールされ、エージェントをリスニングするように構成されている、オンラインのエージェントにのみ適用されます。

チェックイン要求(&C)

選択したエージェント コンピュータを強制的にコンソールにチェックインし、最新のポリシーをダウンロードします。

パッチ データの更新

エージェントに最新のパッチ データをダウンロードさせます。

バイナリの更新(&B)

エージェントに最新のスキャン エンジンおよびデータ ファイルをダウンロードさせます。

再試行回数をクリアにする

エージェントのすべてのパッチ カウンタをクリアします。 ダウンロードが試行されるすべてのパッチと、インストールが試行されるすべてのパッチに対して、一意のパッチ カウンタがあります。 パッチ ダウンロードまたはパッチ インストールが失敗するたびに、パッチ カウンタがカウントされます。 ダウンロードおよびインストールの試行が失敗した場合は、パッチ ログに記録されます。 パッチ ダウンロードの試行が 12 回以上失敗したか、インストールの試行が 4 回以上失敗した場合、特定のパッチ配布の試行が停止します。 該当するパッチ配布を再開するには、カウンタをクリアする必要があります。

ポリシーからタスクを実行

選択したエージェント内で現在定義されている任意のタスクを開始できます。 タスク名を選択すると、確認ダイアログが表示されます。 続行を選択した場合、エージェント コンピュータでタスクがただちに開始されます。 使用可能なタスクのタイプについては、「新しいエージェント ポリシーの作成」をご参照ください。