AC 構成の管理

アプリケーション制御 構成に含まれるルール設定を使用して、エージェント ポリシーは管理対象のエンドポイントで行うべきアクションを決定します。 1つのエージェントが一度に使用できる アプリケーション制御 構成のバージョンは1つのみです。 アプリケーション制御 構成は、Security Controls 内で作成、維持できます。 必要に応じてエクスポートまたはインポートすることもできます。

構成変更の監査を有効にするため、変更を保存するたびに新しいバージョンの構成ファイルが作成されます。 これにより、構成に対して行われた改定を管理できます。

構成のインポート

Ivanti アプリケーション制御 構成をインポートするには、[インポート] メニュー > [アプリケーション制御 構成] を選択します。ファイルのタイプは *.acconfig または *.aamp. にできます。

[インポートされた アプリケーション制御 構成 ダイアログで、構成に付ける一意の名前を入力し、必要に応じて、既定のテキストをよりわかりやすいコメントに置き換えます。 [OK] をクリックしてファイルをインポートします。ファイルが、ナビゲーション ウィンドウの構成リストに追加されます。

アプリケーション制御 構成のインポートの詳細については、Ivanti コミュニティでこちらのナレッジ記事をご参照ください。

構成メニュー

Security Controls コンソールで、左側のメニューから [アプリケーション制御 構成] ショートカットボタンを選択すると、ナビゲーション ウィンドウに既存のすべての アプリケーション制御 構成が表示されます。


構成を選択して右クリックすると、以下の構成メニューが開きます。

メニュー オプション 説明 メモ
編集 選択した構成の最新バージョンを [アプリケーション制御 エディタ] ダイアログで開きます。 構成の最新バージョンのみに適用されます。
複製 構成の最新バージョンを、新規ファイルとして保存します。
一意の構成名と、わかりやすいコメントを入力します (または提示された既定のコメントを受け入れます)。
構成の最新バージョンのみに適用されます。
削除

ある構成のすべてのバージョンを削除します。
選択したファイルのいずれかのバージョンを使用中のエージェント ポリシーがある場合は、その構成を使用しているエージェントを特定する警告メッセージが表示されますので、誤った削除が未然に防止されます。

構成のすべてのバージョンに適用されます。
名前の変更 選択した構成ファイルに付ける一意の名前の入力を求めます。 構成のすべてのバージョンに適用されます。
バージョンの管理

ファイルの全バージョンが一覧表示される [構成バージョンの管理] ダイアログを開きます。 下の「構成バージョン」をご参照ください。

バージョン コメント、変更日、変更を行ったユーザが表示されます。

このダイアログで、以前のバージョンの構成を表示できます。

比較 構成の2つのバージョンを比較して各種設定を確認できる AC 構成比較ツールを開きます。 [比較] ダイアログの [構成1] には、[比較] オプションの選択元となった構成を使用してデータが入力されます。 [比較2] を選択して、比較を行います。
エクスポート 必要であればファイル名の変更と、エクスポート後のファイルの場所の選択を行えます。 構成の最新バージョンのみに適用されます。
新規 アプリケーション制御 構成 [アプリケーション制御 構成エディタ] ダイアログを開きます。  

構成バージョン

構成の変更を行うたびに異なるバージョンが作成され、行った変更の確認や監査を行えるようになります。 つまり、構成の以前のバージョンもそのまま残るため、将来的に、必要であれば選択して使用できます。

[構成バージョンの管理] ダイアログには、選択した構成ファイルの全バージョンが一覧表示されます。

バージョンを選択して右クリックすると、以下のコンテキスト メニューが開きます。

  • コメントを編集 - 既存のバージョンのコメントを編集するときに選択します。
  • 編集 - 構成エディタで開くときに選択します。
  • エクスポート - 選択すると、[エクスポート] ダイアログが開きます。
  • 比較 - 選択すると、構成比較ツールが開きます。 選択したバージョンのデータが最初の構成バージョン フィールドに入力されますので、次に、比較対象となる2つめの構成バージョンを選択する必要があります。
  • 同じ構成の2つのバージョンを比較するには、両方のバージョンを選択して右クリックし、[比較] を選択します。 [比較ツール] ダイアログが開き、最も古いバージョンのデータが最初の構成バージョン フィールドに入力され、最新のデータが2つめの構成バージョン フィールドに入力されます。

    または、任意のバージョンをダブルクリックして、アプリケーション制御 構成エディタで開きます。

  • 削除 - 選択した構成バージョンを削除します。 削除を確認するメッセージが表示されます。 選択した構成バージョンを使用中のエージェント ポリシーがある場合は、この構成を使用しているエージェントを特定する警告メッセージが表示されますので、誤った削除が未然に防止されます。 最初にエージェント ポリシーに移動し、割り当てられている構成を削除してから、削除を再試行してください。

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