システム アカウントのアクセス権の設定
Security Controls 内で [配布サーバ] ダイアログを使用して、配布サーバを構成する他に、次の条件が当てはまる場合は、適切な共有権限とセキュリティ権限を使用して、システム コンピュータ アカウントを指定する必要があります。
- 配布サーバがコンソールと同じコンピュータにある場合は、ローカル コンピュータのシステム アカウントには配布サーバ フォルダへの読み書き権限が必要です。
- エージェントが配布サーバ コンピュータにインストールされる場合は、コンピュータのシステム アカウントに配布サーバ フォルダへの読み取り権限が必要です。
- 配布サーバと認証するときに使用するコンソールの認証資格情報を指定せず、自動同期を使用している場合は、Security Controls コンソール コンピュータのシステム アカウントに配布サーバ フォルダへの読み書き権限が必要です。
これらの 3 つの特殊な状況では、配布サーバへのアクセスで使用されるのは、システム アカウントであり、[配布サーバ] ダイアログで指定された認証資格情報ではありません。 共有権限とセキュリティ権限が設定されていない場合、配布サーバ同期エラーが発生し、ローカル エージェントが更新できない可能性があります。
Windows エクスプローラを使用して、配布サーバ フォルダを右クリックし、[プロパティ] を選択し、[共有] タブと [セキュリティ] タブをクリックし、アカウント権限を設定します。 コンソール コンピュータのシステム アカウント (箇条書き項目 3) のアクセス権を設定するときには、アクセス権を設定する前に、コンソール コンピュータのシステム アカウント名を [グループまたはユーザ名] リストに追加する必要があります。