新しい資産スキャン テンプレートの作成

Security Controls には、完全資産スキャンという定義済みの資産スキャン テンプレートが 1 つあります。 このテンプレートは変更できません。 これは次のことを行います。

  • ソフトウェア資産スキャンを実行する
  • サービスを除くすべてのハードウェア コンポーネントのハードウェア資産スキャンを実行する

このテンプレートはほとんどのスキャン処理に適していますが、より柔軟性の高いコンピュータのスキャンが求められる場合があります。 このために、Security Controls では、任意の数のカスタム資産スキャン テンプレートを作成できます。

新しい資産スキャン テンプレートを作成するには、メイン メニューから [新規] > [資産スキャン テンプレート] を選択します。 [資産スキャン テンプレート] ダイアログが表示されます。

[資産スキャン テンプレート] ダイアログには 3 つのタブがあり、特定のスキャン テンプレートの特性を集合的に定義します。

フィールド

説明

名前

このスキャン テンプレートに割り当てる名前。

説明

テンプレートの説明。

[フィルタリング] タブ

3 つのタイプの資産スキャンを実行できます。

  • インストールされたソフトウェア:物理コンピュータ、オンラインの仮想マシンまたはオフラインの仮想マシンに含まれたソフトウェア コンポーネントをスキャンするには、このチェック ボックスをオンにします。
  • ハードウェアと構成:物理コンピュータまたはオンラインの仮想マシンに含まれたハードウェア コンポーネントをスキャンするには、このチェック ボックスをオンにします。 このスキャンではオフラインの仮想マシンは無視されます。

次のようなさまざまなハードウェア コンポーネントに関する情報をスキャンするように選択できます。

  • BIOS
  • ディスク
  • メモリ
  • マザーボード
  • ネットワーク
  • プロセッサ
  • サービス

[電子メール] タブ

このタブは、コンソールから開始されるエージェントレス スキャンにのみ適用されます。このテンプレートを使用している可能性のあるエージェントには適用されません。

このタブでは、自動的に送信されるレポートとレポートの送信先を指定できます。 このテンプレートによるスキャンが完了すると、指定したレポートが送信されます。

さまざまなレポートを送信できます。 特定のレポートの内容を理解するには、リストのレポートをクリックし、リストの真上に表示される説明を確認します。

自動的に送信されるレポートとレポートの送信先を指定するには:

以下の手順を実行するためには、その前に、新規テンプレートを保存する必要があります。

  1. [レポート] リストでレポートを選択します。
  2. [レポート受信者] リストで、レポートを電子メールで送信するグループまたは個人を選択します。
  3. 自動送信するレポートごとに、手順 1 と手順 2 を繰り返します。
  4. 完了したら、[保存] をクリックします。

[使用システム] タブ

このタブには、現在この資産スキャン テンプレートを使用しているお気に入りとエージェント ポリシーが表示されます。 これは、影響を受けるプログラムの他の領域がわかるため、テンプレートの修正を検討している場合に重要です。

テンプレートを保存するには、[保存] をクリックします。 変更を保存せずにダイアログを閉じるには、[キャンセル] をクリックします。