ユーザの削除
もう Security Controls にアクセスするべきではないユーザは削除できます。 たとえば、別のプロジェクトに割り当てられた管理者や組織を退職した管理者は削除したほうがいいです。
ユーザを削除すると、そのユーザの認証資格情報が他のユーザと共有されている場合は、コンソールの共有認証資格情報にも影響します。
- [管理] > [ユーザ] を選択します。
[ユーザ マネージャ] ダイアログが表示されます。 - 目的のユーザを選択し、[削除] をクリックします。
確認のダイアログが表示されます。 - (条件付き) 削除しようとしているユーザが認証資格情報を共有していて、それらの認証資格情報が1人以上のユーザによって、またはバックグラウンド サービスによって使用されている場合、[認証資格情報の共有者] ダイアログが表示されます。 このダイアログを使用して、 共有されているすべての認証資格情報の関連受けをクリーンアップしてから、そのユーザを削除します。 このプロセスにより、すべての有効なユーザの認証資格情報の使用状況が保たれます。
確認のダイアログではなく、[認証資格情報の共有者] ダイアログが表示された場合は、手順3をご参照ください。
ユーザを削除すると、 そのユーザが Security Controls にアクセスできるようにするための固有のユーザ証明書、および関連付けられた秘密鍵が削除されます。
アクセス可能な認証資格情報
削除しようとしているユーザが認証資格情報を管理者またはバックグラウンド サービスと共有している場合、管理者は、そのユーザを削除する前に、それらの認証資格情報の所有権を取得する必要があります。 これを行うには、認証資格情報を選択してから、[所有権の取得] をクリックします。 後で認証資格情報マネージャを使用して、変更を表示して確認できます。
その他の認証資格情報
削除しようとしているユーザが認証資格情報を他のユーザまたはバックグラウンド サービスと共有しているが、管理者とは共有していない場合、管理者は、そのユーザを削除する前に、代替となる認証資格情報を作成する必要があります。 これを行うには、認証資格情報を選択してから、[置換の資格情報を作成] をクリックします。 後で認証資格情報マネージャを使用して、変更を表示して確認できます。 認証資格情報マネージャには、管理者が新しい認証資格情報の所有者であることと、それらの認証資格情報が元の認証資格情報と同じユーザまたはサービスまたはその両方と共有されていることが示されます。
共有されている認証資格情報の問題がすべて解決された後、[ユーザの削除を終了] をクリックし、確認のダイアログで処理を確定します。
重要! [ユーザの削除を終了] をクリックした時点で、共有されている認証資格情報の問題が1つ以上残っていると、確認のダイアログが表示されます。[削除] をクリックして処理を確定すると、そのユーザが削除されるだけではなく、そのユーザが所有している残りの共有されている認証資格情報もすべて完全に削除され、それらの認証資格情報は失われます。
ユーザを削除せずにこのダイアログを終了する場合は、[閉じる] をクリックします。