ファイルとコンピュータ グループの関連付け

Security Controls では、動的なメカニズムによって、コンピュータ グループを最新の状態に保つことができます。 これは、特に、コンピュータ リストが適宜変更され、簡単に更新する必要がある場合に有効です。 ファイルをコンピュータ グループにリンクする方法は、内容のインポートとは異なります。 内容のインポートは 1 回だけ実行し、その後に、ファイルの情報がコンピュータ グループに統合されます。

ファイルをコンピュータ グループにリンクする場合は、ファイルへの変更内容が次回のスキャンに反映されます。 つまり、次回のスキャンまでの間に、コンピュータをリンクされたファイルに追加し、ファイルから削除する場合、ファイルに追加された新しいコンピュータはスキャンされ、削除されたコンピュータはスキャンされません。

コンピュータ グループを定義する際に、コンピュータ名ドメインIP アドレス仮装マシンが含まれているファイルへの関連付けを行えます。 次の表は、個々のリンク ファイルの作成方法を説明しています。作成したリンク ファイルは、[コンピュータ グループ] ダイアログの適切なタブで [ファイルへのリンク] をクリックすることで使用できます。

処理

説明

コンピュータ ファイルの関連付け

コンピュータ名を含むファイルの名前を指定します。 1行あたりコンピュータ名を1つ入力し、行末に復帰改行を入力します。

例:

コンピュータ 1

コンピュータ 2

dc

メール

データベース サーバ

ドメイン ファイルの関連付け

ドメイン名を含むファイルの名前を指定します。 1行あたりドメイン名を1つ入力し、行末に復帰改行を入力します。

例:

example

yourcompany

corp

redmond

dmz

仮想マシン ファイルの関連付け

仮想マシンを含むファイルの名前を指定します。 1行あたり仮想マシン名を1つ入力し、行末に復帰改行を入力するか、または各仮想マシン名をカンマで区切ります。

例:

D:\VMware Images\VM-MAF-FR-XPP\winXPPro.vmx, D:\VMware Images\VM-QA-EN-2KS-4\win2000Serv.vmx

Z:\VMware Images\WinXP_EN_gold_2\winXPPro.vmx

 

IP アドレス ファイルの関連付け

IP アドレスを含むファイルの名前を指定します。 1行あたり IP アドレスを1つ入力し、行末に復帰改行を入力します。

個別の IP アドレスと IP アドレス範囲を同じファイルに混在させることはできません。

例:

192.168.29.132

10.1.1.10

172.16.1.5

IP 範囲ファイルの関連付け

IP アドレス範囲を含むファイルの名前を指定します。 指定できるのは、x.x.x.x-y.y.y.y という形式の IP 範囲です。 1行あたり1つ入力し、行末に復帰改行を入力します。

例:

192.168.29.1-192.168.29.5

172.16.2.20-172.16.2.99