コンピュータ グループ ダイアログ:下部セクション

コンピュータ グループを表示するときには、コンピュータ グループ ダイアログの下部セクションに、現在グループのメンバーであるコンピュータが表示されます。下部セクションでは、グループ内の個別のコンピュータに対して処理を実行することもできます。

また、次の項目と機能があります。

  • コンピュータ レベルのボタン:グループ内の個別のコンピュータに対して処理を実行するボタン。

1 つ以上のコンピュータを右クリックすると、同じ処理を実行できます。

処理

説明

削除

現在のコンピュータ グループから選択したコンピュータが削除されます。

変更

既存のグループ項目の名前または IP アドレスを変更できます。項目は中央ウィンドウに表示されます。 名前を変更した後に、新しい名前を使用して項目をグループに追加できます。

スキャン時

含める:このコンピュータ グループでスキャンが実行されるときに、選択したコンピュータが対象となります。

除外:このコンピュータ グループでスキャンが実行されるときに、選択したコンピュータが除外されます。

認証資格情報

管理者認証資格情報の設定:グループの選択したコンピュータに対して管理者認証資格情報を付与する機能。個別のコンピュータに割り当てられた認証資格情報は、グループに割り当てられた認証資格情報よりも優先されます。

認証資格情報が選択したコンピュータに適用されると、割り当てられた認証資格情報名がアイコンの横に表示されます。

参照認証資格情報の設定:ドメインおよび組織単位にのみ適用されます。特定のドメインまたは組織単位のすべてのコンピュータを検索するための参照認証資格情報を指定できます。 これらの認証資格情報は、ドメインまたは組織単位のコンピュータに接続するための管理者認証資格情報とは異なる場合があります。

認証資格情報が適用されると、割り当てられた認証資格情報名がアイコンの横に表示されます。

削除:指定した認証資格情報が選択したコンピュータから削除されます。認証資格情報アイコンが淡色表示 ( ) されます。 グループ固有の認証資格情報がコンピュータに適用されます。

認証資格情報設定の詳細については、「認証資格情報の定義」をご参照ください。

電子メール

電子メールの設定:選択したコンピュータの電子メール オプションを定義します。 個別のコンピュータの電子メール オプションを定義すると、グループに対して定義された電子メール オプションが無効になります。 コンピュータがスキャンで使用される場合には、電子メール オプションで、自動的に送信されるレポート (該当する場合) およびレポートの送信先を定義できます。

自動的に送信されるレポートとレポートの送信先を指定するには:

  1. [自動電子メール設定] ダイアログの [レポート] リストで、レポートを選択します。
  2. [レポート受信者] リストで、レポートを電子メールで送信するグループまたは個人を選択します。
  3. 自動送信するレポートごとに、手順 1 と手順 2 を繰り返します。
  4. 完了したら、[閉じる] をクリックします。

電子メールの削除:選択したコンピュータに現在適用されているすべての電子メール設定が削除されます。

エージェントのインストール/再インストール

Security Controls Agent が選択したコンピュータにインストールされます。

  • コンピュータは、コンピュータ名、ドメイン名、または IP アドレスを使用して、コンピュータ グループに追加する必要があります。 組織単位、ネストされたグループ、または IP アドレス範囲として追加されたコンピュータには、[エージェントのインストール/再インストール] ボタンを使用して、エージェントをインストールできません。
  • コンピュータはオンラインで、ネットワークに接続されていなければなりません。 コンソールがコンピュータに接続できない場合、そのコンピュータのインストールは失敗します。

詳細については、「コンソールからのエージェントのインストール」をご参照ください。

存在/認証資格情報のテスト

電源ステータス スキャンを実行し、選択したコンピュータの存在を検証し、選択したコンピュータで定義された認証資格情報を使用してコンピュータにアクセスできることを確認します。

メモの編集

グループの 1 つ以上のコンピュータにメモを追加できます。 たとえば、メモを使用して、特定のコンピュータがグループに対して実行されるスキャンから除外されている理由を示すことができます。

  • 既存のメモを編集するには: メモを選択し、[メモの編集] をクリックし、テキストを変更します。
  • 既存のメモを削除するには: メモを選択し、[メモの編集] をクリックし、テキストをスペースで置換します。

SSH 接続

SSH 接続設定を変更できます。 詳細については、「SSH 認証」トピックをご参照ください。

  • さまざまな方法で、グループのコンピュータを表示できます。
    • 列見出しをクリックすると、その情報で表が並び替えられます。
    • 列を並び替えるには、列ヘッダーを新しい場所にクリックしてドラッグします。 たとえば、管理者認証資格情報を最初の列に表示する場合は、[管理者認証資格情報] 列ヘッダーをクリックし、最初の列にドラッグします。
    • 列を並び替えるときには、移動している列ヘッダーは常にドラッグ先の列の先頭に配置されます。

    • 列ヘッダー内を右クリックすると、さまざまな処理を実行できます。

処理

説明

昇順に並び替え

選択した列を昇順に並び替えます。

降順に並び替え

選択した列を降順に並び替えます。

すべての並べ替えのクリア

現在列に設定されているの並べ替え条件をクリアします。

この列でグループ化

選択した列のデータを使用してテーブルをグループ化します。 このためには、グリッドにある展開可能なリストにデータを移動します。 各列値に対して1つの展開可能なリストが作成されます。

後続の列でこの処理を実行する場合は、展開可能なリスト内の下位レベルで、ネストされたグループとしてデータが表示されます。

[グループ化ボックスを表示する] を有効にすると、列見出しのすぐ上の領域に [グループ化] ボックスが作成されます。

ヒント:[この列でグループ化] 機能をオフにし、元のビューに戻すには:[グループ化ボックスを表示する] を有効にし、[グループ化] ボックスを列ヘッダーまでドラッグしてから、列ヘッダーを右クリックし、[グループ化ボックスを非表示にする] を選択します。

グループ化ボックスを表示する/グループ化ボックスを非表示にする

[グループ化] ボックスを含む列ヘッダーの真上の領域を表示または非表示にします。 [この列でグループ化] が現在有効な列ヘッダーにつき1つの [グループ化] ボックスが表示されます。この領域との間で列見出しをドラッグできます。

表は、ボックスのデータに従ってグループ化されます。 2つ以上のボックスがある場合は、グループがネストされ、一番左側のボックスが最上位になり、2番目以降のボックスが2番目以降のレベルになります。

この列を非表示にする

列を表から削除します。 [列選択] を使用すると、列を表に追加できます。

列選択

表の情報を追加/非表示にできます。 [列選択] を選択すると、[カスタマイズ] ダイアログが表示されます。このダイアログを使用して、現在表内に表示しない列を保存します。 目的の列ヘッダーをクリックし、表から [カスタマイズ] ダイアログにドラッグします。 たとえば、適用された参照認証資格情報適用された電子メール オプションを表に表示しない場合は、これらの列ヘッダーを [カスタマイズ] ダイアログまでドラッグします。

項目を表に戻す場合は、[カスタマイズ] ダイアログでクリックし、表までドラッグします。

自動調整

選択した列の幅をサイズ調整し、列のすべての情報がスペース内に最適な方法で表示されるようにします。

自動調整 (すべての列)

表のすべての列の幅をサイズ調整し、列の情報がスペース内に最適な方法で表示されるようにします。

ファイル エディタ

[フィルタ エディタ] ダイアログには、列ヘッダーで現在アクティブなすべてのフィルタが表示されます。エディタを使用して、既存のフィルタ条件を修正し、使用可能なフィルタ条件と論理演算子で新しい条件を構築します。

検索パネルを表示する/検索パネルを非表示にする

パッチ データ ファイルに含まれるパッチのいずれかに関連する特定のパッチまたはテキストを検索するために使用できる検索ボックスを表示または非表示にします。 次に検索ボックスを使用するためのヒントを紹介します。

  • 検索は現在ウィンドウに表示されている情報でのみ動作します。
  • すべての部分一致が表示されます。
  • ワイルドカードは使用できません。

条件付き書式

追加の書式設定を表に適用できます。

  • コンピュータ ビューで表示:このグループをコンピュータ グループで表示します。グループ内のすべてのコンピュータの中から、最新のスキャン情報が表示されます。
  • 処理の実行ボタン:コンピュータ グループのすべてのコンピュータで処理を開始できます (パッチ スキャン、電源管理タスクなど)