実行前および実行後関数
Security Controls スクリプト エンジンは、複数のターゲット コンピュータに対して並列でスクリプトを実行します。場合によっては、スクリプトを実行する前にコンソール コンピュータで設定処理を実行したり、すべてのコンピュータが完了した後に確定処理を実行したりすることがあります。 設定処理を指定するには、スクリプト内に「ST ConsoleBegin」関数を含める必要があります。 この関数は、ターゲット コンピュータに対してスクリプトが実行される前に呼び出されます。 確定処理を指定するには、スクリプト内に「ST ConsoleEnd」関数を含める必要があります。 この関数は、すべてのターゲット コンピュータに対してメインスクリプトが実行された後に呼び出されます。
これらの関数はパラメータを取らず、次の形式でなければなりません。
関数 ST-ConsoleBegin
{
#左余白からインデントされた関数の本文
}
関数 ST-ConsoleEnd
{
#左余白からインデントされた関数の本文
}
関数の宣言と左右の括弧は列1から始まる必要があります。 関数の他の行はいずれも列1から始まりません。
これらの関数はコンソールでのみ実行されます。 このため、一般的には、これらの関数で呼び出されたコマンドレットでは、ComputerName または Credential パラメータを使用する必要がありません。