ルールセット: ブラウザ制御

ルール セットに URL リダイレクトを追加します。

  1. Application Control の構成エディタで、URL リダイレクトを追加するルール セットの [ブラウザ制御] ノードを選択します。
  2. 作業領域を右クリックして [URL を追加] を選択します。

    [リダイレクトする URL を追加] ダイアログが表示されます。

  3. URLを入力 - IP アドレスとテキスト URL のどちらも使用できます。

    ヒント: テキスト URL を使用するが、サーバが IP アドレスにも基づいて動作する場合は、そのサーバについてはテキスト URL と IP アドレスの両方を追加してください。

  4. その URL に対する処理 - [リダイレクト] または [許可] を選択します。
  5. [リダイレクト] を選択した場合は、ユーザが禁止 URL へのアクセスを試行した場合に必要となる応答を選択します。
    • URL のリダイレクト時に既定の警告ページを表示する - 当該ユーザは既定の「アクセスが拒否されました」ページにリダイレクトされます。
    • URL のリダイレクト時にカスタム ページを表示する - 既定の警告ページを表示する代わりに、代替となる場所を指定します。 たとえば、組織ネットワーク内の場所、ディスク内のファイル、イントラネット、別の Web サイトなどです。
  6. 将来参照できるように任意の説明を入力します。
  7. [追加] をクリックします。

[ブラウザ制御] 作業領域の [URL リダイレクト] タブに、リダイレクトが追加されます。 構成を配布後、ユーザが指定の Web ページへのアクセスを試行すると、同じブラウザ インスタンス内にリダイレクト後のページが表示されます。 URL の許可が構成されている場合は、予期されたとおりにその Web サイトが開きます。

ドメイン内での URL アクセスの制御

URL リダイレクトは、単一ドメイン内でのアクセス制御 (あるドメインへのアクセスを禁止する一方で、そのドメインの一定のサブドメインへのアクセスを許可する) にも使用できます。 たとえば、www.company.com へのアクセスを拒否し、www.company.com/resources へのアクセスを許可することができます。

URL リダイレクトを使用した許可リストの構成

URL リダイレクトを使用することで、許可リストによって組織のインターネット アクセスを制御するという手法を実装できます。 すべてのインターネット サイトへのアクセスを禁止するリダイレクトを作成すると、項目を追加して、スタッフに使用させる Web サイトにアクセスできます。

  1. http* または * を対象に 「URL リダイレクト」項目を作成します。 これにより、ユーザがインターネット上のあらゆるページにアクセスできなくなります。
  2. 必要な URL へのアクセスを許可するためのリダイレクトを作成します。

この構成ユーザに配布すると、ユーザは、「URL リダイレクト」項目で構成されている「許可」処理が設定された Web サイトを除き、どの Web サイトにもアクセスできなくなります。

許可リストとインライン フレーム

許可リストの手法を使用していて、かつインライン フレーム (iFrames) を使用しているサイトへのアクセスを許可する場合は、URL リダイレクト項目を設定して、インライン フレームごとに URL を許可する必要があります。 あるインライン フレームの URL がリダイレクトされていると、そのメインの Web サイトの URL も (たとえ許可されるように構成してあっても) リダイレクトされます。

たとえば、http* を使用してすべての Web サイトをリダイレクトしており、ユーザが http://www.website.com にアクセスできるように URL 許可を作成しました。 この Web サイトには、許可されていない http://www.frame.com を表示するためのインライン フレームが使用されています。 http* リダイレクトにより http://www.frame.com へのアクセスが拒否されるため、ユーザは http://www.website.com を開くことができません。

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