配布のテスト
Security Controls には、1 台以上のコンピュータに対して、テスト配布を実行する機能があります。 これは特に、パッチ配布を後で実行するようにスケジュールする場合に有効です。 配布をテストすることで、配布の問題の可能性を修正し、配布が失敗する確率を下げることができます。
テスト配布を実行する方法
コンピュータ ビューまたはスキャン ビューからテスト配布を実行します。テストするコンピュータ、コンピュータ グループ、またはドメインを右クリックして、[パッチ配布のテスト] を選択するだけです。
このテストは「TEST-PATCH」という名前の非セキュリティ パッチを使用して行われます。 このパッチは対象コンピュータの状態を変更しません。 テストは次の項目を含むすべての配布処理を実行します。
- 配布クライアント数のテスト
- ポート要件と安全な接続が確立できるかの検証
- 対象コンピュータへのファイルのダウンロードとコピー
- パッチ署名の検証
- パッチ タスクのスケジュール
- 配布パッケージの実行
- ステータス メッセージの送信
テスト配布の結果は、処理監視に表示されます。 ステータス メッセージは処理の主な手順ごとに提供されます。
テスト配布はさまざまな理由で失敗する可能性があります。 たとえば、ワークステーションまたはスケジュール サービスが特定のコンピュータで起動していない場合、Security Controls はパッチを配布できず、失敗という結果が返されます。 テストが失敗した場合、テストが失敗した理由へのリンクをクリックできます。