データのエクスポート ウィザード
このウィザードを使用して、Management Suite インベントリから .CSV ファイルまたは外部データベースに情報をエクスポートする処理を自動化するルールを構成します。
DTS ツリーで [データのエクスポート] を右クリックし、[新しいルール] を選択して、ウィザードを開きます。このルールの一意の名前と説明を入力し、ルールが収集するデータを保存するデータベースを選択します。続くページで、次の情報を入力します。

データベース設定を使用する:このオプションを選択すると、エクスポート ターゲットとしてインベントリ データベースを使用します。接続情報を把握している必要はありません。
タイプ:エクスポート先としてデータソースを選択します。
外部データベースに接続するときには、該当するクライアントツールをコア サーバにインストールし、データベースと通信する必要があります。たとえば、Oracle DBMS と通信するには、Oracle クライアントがコア サーバにインストールする必要があります。
データ ソースがリストにない場合、ソフトウェア プロバイダから提供された ODBC ドライバを使用して接続できます。このページのオプションは、選択する内容によって異なります。

- サーバ:接続先のインスタンス。
- データベース:使用するデータベース。
- ユーザ:接続に使用する SQL ユーザ名。
- パスワード:SQL ユーザ名のパスワード。

- ファイル名:エクスポートするファイルの完全パス。
- 最初の行のヘッダー:列ヘッダー (名前) がファイルの最初の行にある場合は、このオプションをオンにします。
- 区切り文字:カンマやタブなど、ファイルで使用される列の区切り文字。既定では、カンマです。
- エクスポートする前にファイルを削除する:新しいデータをエクスポートする前に、.CSV 形式の現在のデータを削除します。
- 文字セット:ファイルの文字セットの形式。英語 (米国) は通常既定値を使用します。既定値は ANSI です。その他の言語については、それぞれの文字をサポートするために異なるセットが必要な場合があります。

- DSN:作成された DSN 名。スケジュールされたタスクとしてルールを実行するか、スキャン時に実行するには、名前がシステム DSN でなければなりません。
- ユーザ:ユーザ名 (任意)。
- パスワード:パスワード (任意)。

- TNS サーバ:接続先の Oracle サーバ名。接続が動作するには、64ビットの Oracle クライアントがコア サーバにインストールされている必要があります。
- ユーザ:Oracle サーバにログインするためのユーザまたはスキーマ。
- パスワード:ユーザのパスワード。

エクスポート先としてデータベースを選択した場合、このページが表示されます。
表:データをエクスポートするリモート データベース表またはビューの名前。使用可能な表を参照するには、省略記号 (...) ボタンをクリックします。
Where 文:インベントリのデバイスをリモート データベース表のレコードと照合する必須の文。この文には、データベース属性 (属性ブラウザを使用するには [属性の挿入] ボタンをクリック) と表の列を含める必要があります。
たとえば、シリアル番号が格納される SerialNum 列を持つ表がある場合、Where 文には次を入力します。
!Computer.System.Serial Number!= SerialNum
Where 文では複数の属性を使用できます。この文はそのまま渡され、属性は値で置換されます。この文では、結合やサブ選択ができます。
リモート データベースに存在しない場合はデータを削除する:リモート データベース表に存在しないデバイス データをエクスポートする場合、このオプションによって、同じデータがインベントリのレコードから削除されます。
存在しない場合は新しいレコードを挿入する:以前に存在していない新しいデータをリモート データベース表にエクスポートします。

このページには、リモート データベース表にエクスポートされるデータが表示されます。正しくエクスポートするには、インベントリの属性を表の列にマッピングする必要があります。[追加] ボタンをクリックすると、マッピングが作成されます。
.CSV ファイルにデータをエクスポートしている場合は、ページの表示が多少異なりますが、オプションは同じです。
- 属性:エクスポート中に表の列にマッピングされる属性。
- 必須:データ分析では使用されません。破棄してください。
- 列:エクスポート中に属性がマッピングされる表の列。
- タイプ:テーブル列のデータ型 (文字列、日付など)。
- キー:デバイスを表のレコードにリンクするキー列。1 つ以上のキーを指定する必要があります。
マッピングが完了したら、[完了] ボタンをクリックします。新しいルールが、[データのエクスポート] > [すべてのルール] に表示されます。

このページでは、リモート データベース表のデータベース属性と列間のマッピングを作成できます。
.CSV ファイルにデータをエクスポートしている場合は、ページの表示が多少異なりますが、オプションは同じです。
Ivanti 属性:マッピング先のインベントリ データベースの属性。
リモート データベース情報:
- 列:マッピング先のリモート データベース表の列。
- データ型:テーブル列のデータ型 (文字列、日付など)。
- 列の代わりに固定値を使用する:属性を固定値に設定し、列データを無視します。
VBScript テキストボックス:VBScript を使用して、出力値を修正できます (任意)。[テスト] ボタンをクリックすると、VBScript が動作することを確認します。