VMWare vCenter インポート ウィザード
このルールを使用して vCenter データベースに接続し、ESX ホスト サーバと関連付けられて仮想デバイスをインベントリ データベースにインポートできます。各 vCenter データベースのルールを作成する必要があります。
仮想ライセンスのルールを設定するには、2 つのステップがあります。このルール タイプを構成したら、Datacenter 製品ルールも構成する必要があります。Datacenter ルールはベンダーの詳細ライセンス ポリシーを仮想環境のソフトウェアに適用し、組織にとって最も費用対効果が高いライセンス オプションを見つけます。詳細については、「仮想ライセンス ルールの概要」をご参照ください。
DTS ツリーで [VMWare vCenter インポート] を右クリックし、[新しいルール] を選択して、ウィザードを開きます。このルールの一意の名前と説明を入力し、データソース タイプを選択して、接続情報を入力します。
DTS には vCenter データベースへの読み取り専用アクセスが必要です。外部データベースに接続するときには、該当するクライアントツールをコア サーバにインストールし、データベースと通信する必要があります。たとえば、Oracle DBMS と通信するには、Oracle クライアントがコア サーバにインストールする必要があります。
必要な数の接続を構成できます。現在、DTS は Microsoft SQL Server と Oracle データベースをサポートします。データ ソースがリストにない場合、ソフトウェア プロバイダから提供された ODBC ドライバを使用して接続できます。

- サーバ:接続先のインスタンス。
- データベース:使用するデータベース。
- ユーザ:接続に使用する SQL ユーザ名。
- パスワード:SQL ユーザ名のパスワード。

- TNS サーバ:接続先の Oracle サーバ名。接続が動作するには、64ビットの Oracle クライアントがコア サーバにインストールされている必要があります。
- ユーザ:Oracle サーバにログインするためのユーザまたはスキーマ。
- パスワード:ユーザのパスワード。

- DSN:作成された DSN 名。スケジュールされたタスクとしてルールを実行するか、スキャン時に実行するには、名前がシステム DSN でなければなりません。
- ユーザ:ユーザ名 (任意)。
- パスワード:パスワード (任意)。
[完了] ボタンをクリックします。新しいルールが、[VMWare vCenter インポート] > [すべてのルール] に表示されます。

このルールが実行されると、次のタスクが実行されます。
- ソフトウェア ライセンスを実行するために必要なデータ (現在各仮想ホストに割り当てられているプロセッサ、コア、イメージなど) を収集し、vCenter データベースのすべての ESX ホスト サーバのインベントリ レコードを作成します。これらの新しいレコードは、[仮想 OS ホスト] の下のネットワーク ビューに表示されます。
- 各仮想ホスト サーバに割り当てるデータベースのレコードを決定します。[仮想ホスト データ] の下でインベントリの仮想ホストを検索するときには、ホスト名属性が入力されます。
- 仮想ホスト サーバに割り当てられたプロセッサとコアのレコードを作成します。インポートされるキー フィールドは Computer.Process.Features.Total Cores です。これは、イメージに割り当てられたコア数です。