エージェント設定: モバイル接続

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[モバイル接続] ダイアログボックスでは、Android、iOS、Windows デバイスの証明書と Wi-Fi 設定を構成できます。デバイスが初めて接続した後は、これらの設定が適用されます。

[全般] ページでは設定の名前を入力し、既定の設定にすることができます。

デバイス タイプによっては、サポートされていないオプションがあります。設定がデバイスに配布された後、オプションを無効にする場合は、設定がデバイスから削除されます。

証明書ページ

現在証明書は iOS デバイスでサポートされています。配布された後にデバイスから証明書を削除するには、このページで証明書を削除してデバイスを同期するか、証明書設定を無効にしてデバイスを同期するか、デバイス ワイプを実行できます。

このページには次のオプションがあります。

証明書設定を有効にする:モバイル デバイスに証明書を配布できます。

削除 :エージェント設定から証明書を削除します。

証明書の追加:PKCS12証明書を追加または検証します。ファイル システムの証明書を参照し、ファイルのパスワードを入力します。

Wi-Fi ページ

このページには次のオプションがあります。

Wi-Fi 設定を有効にする:モバイル デバイスに Wi-Fi 設定を配布できます。

追加:Wi-Fi ネットワークと認証情報を追加します。

設定名:設定を識別する名前。

認証タブ

SSID:Wi-Fi ネットワークのサービス セット ID。

自動参加:ネットワークが使用可能になると、デバイスは自動的にそのネットワークに参加します。

非表示のネットワーク:開いていないか、ブロードキャストしていないときに、デバイスはネットワークを検出できます。

認証タイプ:ネットワークがサポートする認証タイプ。

パスワード:ネットワークに参加するためのパスワード。

プロトコル:ネットワークがサポートする認証プロトコル。TTLS を有効にする場合は、必ずドロップダウン メニューから [内部 ID] タイプを選択してください。[EAP-FAST][PAC を使用する] を有効にする場合は、[PAC をプロビジョニングする] を有効にするか、別の方法で PAC を配布する必要があります。SCEP を使用するには、TLS プロトコルを使用する必要があります。既に SCEP を構成済みの場合は、[SCEP を使用] オプションを有効にします。このセキュリティ設定を有効にできるのは、認証タイプとして [WPA エンタープライズ] または [WP2エンタープライズ] が選択されている場合のみです。

認証:ネットワークにアクセスするための認証資格情報。デバイスが ID 証明書を提供する必要がある場合は、[ID 証明書] ドロップダウン メニューから選択する前に、[証明書] ページで証明書を構成する必要があります。

信頼:ネットワークが安全なトンネルを使用して接続を確立するときには、デバイスは認証サーバの ID を認識していなければならない場合があります。RADIUS サーバが提供する証明書を指定します。証明書は、[証明書] ページで追加された後に、[信頼できる証明書] ボックスに表示されます。

[プロキシ] タブ

プロキシ タイプ:プロキシ情報が手動または自動で設定されるかどうかを決定します。自動を使用する場合は、プロキシ サーバ URL を指定します。

プロキシ サーバ URL:プロキシ サーバの URL。

プロキシ サーバとポート:プロキシ サーバの URL とポート番号。

認証ユーザ:プロキシ サーバで認証するためのユーザ名。このフィールドは、手動プロキシを使用する iOS デバイスで使用されます。

パスワード:プロキシ サーバで認証するためのパスワード。このフィールドは、手動プロキシを使用する iOS デバイスで使用されます。パスワードを指定しない場合は、エンドユーザはプロキシにアクセスするためにパスワードを入力する必要があります。

プロキシ バイパス (Android のみ):プロキシ サーバをバイパスするトラフィックのアドレスまたはドメイン。たとえば、Active Directory サーバと通信するときに、プロキシ サーバをバイパスできます。

IMPORTANT: デバイスによってはサポートされていないプロキシ設定があります。手動プロキシを使用する場合は、Android および iOS デバイスで個別の設定を作成しなければならない場合があります。システムは同じ方法でプロキシを処理しないためです。