非永続 VDI イメージへのエージェント配布

非永続仮想デスクトップ インターフェイス (VDI) ディスク イメージにエージェントを配置するときには、実行しなければならない手順があります。

エージェント構成プロセスは、デバイスの一意の ID とログイン履歴追跡レジストリ エントリを追加します。非永続環境では、イメージをリセットするとこのデータが失われます。

エンドポイント マネージャ が VDI プールの各マシンを個別に追跡することを確認するには、これらのレジストリ キーをベース イメージから削除する必要があります。これにより、VDI プールの各マシンが初めて起動し、エージェントが読み込まれるときに、レジストリ キーを再作成できます。

これらのキーが、VDI ベース イメージから削除しなければならない一意の ID とログイン追跡レジストリ キーです。

64 ビット VDI イメージ:

HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Intel\LANDesk\CommonApi\UniqueID

HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\LANDesk\CommonApi\UniqueID

HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\LANDesk\Inventory\LogonHistory\Logons

32ビット VDI イメージ:

HKLM\SOFTWARE\Intel\LANDesk\CommonApi\UniqueID

HKLM\SOFTWARE\LANDesk\CommonApi\UniqueID

HKLM\SOFTWARE\LANDesk\Inventory\LogonHistory\Logons

ソフトウェア使用状況監視を使用している場合は、ソフトウェア監視データ ファイルが保存される UNC パスも設定する必要があります。パスを設定しない場合、監視データはソフトウェア ライセンス監視によってレジストリに保存されます。非永続環境では、イメージをリセットするとこのデータが失われます。

ソフトウェア使用状況の統計情報をネットワーク ロケーションに記録するには
  1. [ツール] > [エージェント構成] の順にクリックします。
  2. VDI イメージで使用するエージェント構成をダブルクリックします。
  3. [標準 Ivanti エージェント] > [ソフトウェア使用状況監視] をクリックします。
  4. [ソフトウェア監視を使用する] を選択します。
  5. [ソフトウェア使用状況の統計情報をネットワーク ロケーションに記録する] を選択します。
  6. VDI イメージのエージェントが UNC パスにアクセスする際に使用する UNC パス情報と認証資格情報を入力します。
  7. 変更内容を保存します。
  8. エージェント構成を VDI ベース イメージに配置します。
  9. 前述の一意の ID とログイン追跡レジストリ キーを削除します。
  10. 変更を VDI ベース イメージに保存します。