デバイスのインベントリ変更ログの表示
インベントリ スキャナが実行すると、前回のスキャンからの変更が含まれる差分ファイルが作成されます。スキャナはこの差分ファイルをコア サーバに送信します。また、スキャナはこの差分を使用して、各管理されたデバイス上で変更ログを作成します。変更ログは XML 形式であり、管理デバイス上の LDCLient\Data\changeslog.xml ファイル (2022以前)、または EPM Agent\Inventory\Data\changeslog.xml (2024以降) に保存されます。
変更ログはデバイスに保存されます。表示する場合は、デバイスにリモートでアクセスし、直接 changesog.xml ファイルにアクセスする必要があります。
既定では、変更ログは90日分のデータを保持します。これはインベントリ エージェント設定で調整できます。
ログに出力されたデータの保存期間を変更するには
- [ツール] > [構成] > [エージェント構成] の順にクリックします。
- [インベントリ設定] の下で、変更するインベントリ設定をダブルクリックします。
- [スキャナ設定] をクリックし、[変更履歴保存期間 (日数)] オプションを任意の値に設定します。
- [保存] をクリックします。
変更ログには次の情報が保存されます。
- 前回のハードウェア スキャン日
- メモリ - 物理 - 使用可能バイト数
- メモリ - ページ ファイル - 使用可能
- 前回のソフトウェア スキャン日
- OS - NT 情報 - 前回の起動時間
- OS - 前回の起動時間
- プロセッサ - 速度
- スケジュール タスク - 前回の実行日時
- スケジュール タスク - 次回の実行日時
- 大容量記憶装置 - 論理ドライブ - 空き領域
- OS - ドライバとサービス - サービス*
以下に、出力された変更の例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<inventorychanges>
<changes timestamp="2014-04-30T09:43:08-7:00">
<change timestamp="2014-04-30T09:43:08-7:00" bnf="Network - TCPIP - Subnet Mask" oldvalue="" newvalue="255.255.224.000"/>
</changes>
</inventorychanges>