カスタム データ フォーム受信のためのデバイス設定

デバイスのセット アップ時に、カスタム データ フォームを受信するようにデバイスを設定できます。カスタム データ フォーム コンポーネントをインストールするように選択し、[エージェントの構成] ダイアログの カスタム データ フォーム オプションを指定する必要があります。詳細については、 カスタム データ フォームの配布をご参照ください。

[エージェントの構成] ダイアログでは、デバイスでのフォームの更新方法を指定する必要があります。

  • 自動更新:すべてのフォームが集中管理方式で保存されている場合 (自動更新)、ユーザは 1 か所をチェックするだけで新しいフォームが得られます。この方法では、新しいフォームが使用可能になると、この場所にアクセスしているすべてのデバイスがこの新しいフォームにすぐにアクセスできます。この方法の欠点は、ユーザに無関係なフォームが表示される可能性があることです。
  • 手動更新:フォームがローカルで保存されている場合 (手動更新)、フォームを記入する必要があるユーザにフォームを配布する必要があります。この方法では、各デバイスにフォームの専用のコピーがあるためネットワーク オーバヘッドが少なくなります。ローカルにフォームを置く利点は、ユーザに関係するフォームのみに表示を限定できることです。デバイスのセットアップ時、または [スケジュールされているタスク] ツールを使用してフォームをデバイスにコピーします。

また、デバイス上のフォームがいつ表示されるかを次のように指定する必要があります。

  • スタートアップ時 :デバイスのフォーム ビューアはデバイスが起動されるたびに新しいフォームまたは変更されたフォームがないかどうかを確認します。フォーム ビューアはオペレーティング システムがロードされてから起動されます。フォーム ビューアは、インベントリ スキャナの次回の実行時に、完全なフォームをコア データベースに送信します。
  • インベントリ スキャナの実行時 :インベントリ スキャナは、新しいフォームまたは変更されたフォームを確認するフォーム ビューアを起動します。ユーザがフォームの記入を完了しフォーム ビューアを終了すると、スキャンが終了され、データがコア データベースに入力されます。
  • Ivantiプログラム フォルダからの起動時:フォーム ビューアは エンドポイント マネージャ プログラム グループから手動で起動できます。フォーム ビューアは、インベントリ スキャナの次回の実行時に、完全なフォームをコア データベースに送信します。

[スケジュール タスク] ウィンドウを使用して、あらかじめ定義されている時刻にデバイス上でフォーム ビューアを起動することもできます。このシナリオでは、最初に [スケジュールされているタスク]ウィンドウ をデバイスへのフォーム配布に使用します。[スケジュールされているタスク] のスクリプト化可能なジョブ機能を使用してフォーム ビューアを実行する前に、フォーム配布のための時間を十分に確保しておくことが必要です。