カスタム データ フォームの使用方法

フォームを作成および管理するために使用するカスタム データ フォーム ツール ([ツール] > [設定] > [カスタム データ フォーム] をクリック) があります。カスタム データ フォームでは、ユーザから情報を収集し、コア データベースに追加するための方法を提供します。

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NOTE: カスタム データ フォームはIvanti® Endpoint Security for Endpoint Managerでサポートされていません

カスタム データ フォームは、Ivanti® Endpoint Security for Endpoint Manager 専用のライセンスでは使用できません。カスタム データ フォーム機能を使用するには、Ivanti® Endpoint Manager のフル ライセンスが必要です。

インベントリ スキャナでは、次のようなタイプのパーソナライズされたユーザ特定情報の収集はできません。

  • ユーザのデスクの位置
  • コンピュータの資産番号
  • ユーザの電話番号

これらの情報を収集するのに最適な方法は、カスタム データ フォームを使用して直接情報を収集する方法です。

カスタム データ フォームには 2 つのメイン コンポーネントがあります: ユーザの記入するフォームを作成するためのフォーム デザイナおよび、ユーザがフォームを記入するときに使用するフォーム ビューアという 2 つのメイン コンポーネントがあります。

フォームは集中管理することもローカルで保存することもできます。集中管理形式で保存される場合、全員が同じ場所から同じフォームを表示するため、すべてのユーザが最新のフォームに自動的にアクセスできる必要があります。フォームがローカルに保存されている場合は、ユーザが確実に最新のフォームを受け取るようにする必要があります。

ユーザがフォームへの記入を完了すると、フォーム ビューアが結果を C:\Program Files (x86)\LANDesk\LDClient\ldcstm.dat にローカルに保存します。このファイルには、ユーザが回答したすべてのフォームの結果が含まれています。ユーザが同じフォームを再び記入する必要がある場合 (たとえば、元のフォームが更新された場合など)、フォーム ビューアが以前に入力されているデータをフォームに記入します。

インベントリ スキャナは、各デバイスの ldcstm.dat ファイルから情報を取り出し、その情報をコア データベースに追加します。

NOTE: Oracle データベースでは大文字と小文字の区別があります。
カスタム データ フォーム (または別の機能) を使用して Oracle データベースにカスタム フィールドを作成する場合は、フィールド名を常に大文字で入力するよう注意する必要があります。たとえば、「Cube location」に関連したデータは、データベース内で「Cube Location」とは別の場所に保存されています。

また、カスタム フィールドは、大文字を使用するかどうかにかかわらず一意であるようにする必要があります。大文字と小文字だけが異なる同じ名前のカスタム フィールドが 2 つあると、正しいインベントリ データを取り出せない場合があります。