LocalSch.exe のコマンド ライン パラメータ

LocalSch.exe は通常、ローカル タスクの監視と実行に使用されますが、サービスのインストールや削除、新しいタスクの追加、構成タスクの一覧表示などにも使用できます。

以下のコマンド ライン オプションはローカル スケジューラ アプリケーションがサポートしています。

LocalSch.exe [/i] [/r] [/d] [/tasks] [/isinstalled] [/del] [/removetasks]

 [/exe=<executable>] [/cmd=<command line>] [/start=”<date/time>”] [/freq=xxx]

 [/user] [/bw=xxx|<server>] [/tod=<begin>|<end>] [/dow=<begin>|<end>]

 [/dom=<begin>|<end>] [/ipaddr] [/taskid=<id>] [/range=<min>|<max>]

/i – サービスのインストール

ローカル スケジューラ サービスを管理デバイスにインストールします。インストールが完了した後、ローカル スケジューラを起動する必要があります。

/r – サービスの削除

デバイスからローカル スケジューラ サービスを削除します。ここで、ローカル スケジューラ サービスは停止してから削除ください。

/d – デバッグ モードで実行

デバッグ モードでローカル スケジューラを実行します。このモードで実行すると、ローカル スケジューラはサービスまたは擬似サービスではなく、通常の Windows プロセスとして実行します。このモードで実行したためにさらにデバッグの出力が必要となることはありません。

/isinstalled – インストール済みチェック

ローカル コンピュータにローカル スケジューラ サービスがインストールされているか確認します。この手順でローカル スケジューラをインストールすると、S_OK かゼロが返されます。ローカル スケジューラがインストールされていない場合、ゼロ以外の値が返されます。

/tasks – タスクのリスト表示

このコマンドは、現在構成されているタスクを stdout に出力しますが、タスクを追加構成した場合、コマンド プロンプトのみで表示できます。

LocalSch.exe /tasks | more


出力はテキスト ファイルにリダイレクトできます。たとえば次のコマンド ラインを使用します。

LocalSch.exe /tasks > tasks.txt