Mac デバイスのリモート コントロール

コンソールから Mac デバイスをリモート コントロールできます。リモート コントロール タスクを実行する場合、事前にターゲット デバイスに接続する必要があります。同時に複数のビューア ウィンドウを開いて異なるデバイスを制御できますが、一度にデバイスと通信できるビューアは 1 つだけです。

常駐エージェントを使用して Mac デバイスに接続する

常駐エージェントがある Mac デバイスの場合、コンソールに接続し、コンソール経由でリモート コントロールできます。

エージェントを使用しているデバイスに接続するには
  1. ネットワーク表示で、リモート コントロールするデバイスを右クリックし、[HTML リモート コントロール] をクリックします。
  2. ビューア ウィンドウが表示され、リモート デバイスに接続したら、[ツール] メニューから再起動などの使用可能なリモート コントロール ツールを使用できます。
  3. リモート コントロール セッションを終了するには、[セッションの終了] ツールバー ボタンをクリックするか、ブラウザ タブを閉じます。

NOTE: クリップボード共有機能と描画機能は、Mac デバイスではサポートされていません。  

常駐エージェントを使用せずに Mac デバイスに接続する

常駐エージェントがない Mac デバイスの場合、管理者から CSA 経由でスタンドアロン クライアントをダウンロードするためのアクセス権を付与することができます。このファイルを開くときに、手動で CSA に接続する必要があります。接続すると、管理者は開いているブラウザからデバイスをリモート コントロールし、チャット、ファイル転送、リモート実行などの処理を実行できます。

管理者がリモート コントロール処理を実行するために CSA 接続を開くには
  1. リモート コントロール アクセスを許可する Mac デバイスから、RCClient.dmg ファイルをダウンロードする必要があります。このファイルにアクセスするには、CSA ホームページ (http://<CSA name or IP address>) に移動し、[Remote Assistance Client] > [ダウンロード] をクリックします。 アップロードされたクライアントはこのページの下部に表示されます。
  2. ダウンロードが完了すると、ファイルが開きます。CSA URL を入力する必要があります。このクライアントを CSA をダウンロードした場合、このフィールドは自動的に入力されます。
  3. [起動] をクリックして、CSA とデバイスの間の接続を開きます。IT 管理者はリモートでデバイスを制御できます。

リモート コントロール セッションが終了すると、ファイルを削除するか、ファイルを閉じることができます。ファイルが開き、もう一度起動するまでは、これ以上のリモート コントロール セッションをデバイスで確立できません。

Mac キーボード エミュレーション

Mac キーボードには、PC キーボードにないキーがいくつかあります。PC から Mac デバイスをリモート コントロールするときには、リモート コントロール ウィンドウのキーボード ツールを使用し、必要に応じて Mac キーをエミュレーションします。

アイドル時間タイムアウト

インアクティビティ タイムアウトは、クライアントにマウスやキーの動きがない場合に、セッションを終了する時間 (既定では 10 分) を指定します。スクリーン セーバー同様、コンピュータが無人のまま放置されたときに他のユーザがリモート コンピュータを使用するのを防ぎます。