パッチ フィルタ定義
パッチ フィルタ定義を使用して、パッチと準拠の脆弱性更新のダウンロードをグループ分けします。 これにより、フィルタ定義内の項目を簡単にグループやロールアウト プロジェクトに適用できます。
フィルタは次の要素からなります。
- 含める OS (オペレーティング システム)。
- 含める製品。[OS] タブでオペレーティング システムを選択した場合は、その選択したオペレーティング システムが、[製品] タブで選択した製品で使用されていることを確認してください。 [製品の検索] ボックスを使用すると、入力したテキストを含む製品名を素早く検索できます。
- 含める重要度。利用可能な重要度レベルは、構成するオペレーティング システムによって異なります。
- フィルタ済み定義の適用先となるエンドポイント セキュリティ グループ。既存のグループを選択するか、グループ リスト内で右クリックして新規グループを作成します。
- フィルタ定義を使用すべきロールアウト プロジェクト (該当する場合)。 少なくともステップが1つ作成されているロールアウト プロジェクトのみがリストに表示されます。
各タブは AND ロジックを使用して連携します。何も選択されていないタブがある場合、フィルタは、そのタブの条件を無視するものと見なします。選択した項目に重なる部分がないと、フィルタ結果として項目が1つも返されない可能性があります。たとえば、[OS] タブで Windows を選択し、[製品] タブで Mac 系の項目を選択したような場合です。
バージョン2022 SU2以降では、[製品] タブでルート製品を選択すると、リリース済みの全バージョンと、新しいバージョンもすべてリリースと同時に、自動的に選択されます。以前のバージョンでは、新しいバージョンはリリースと同時に手動で選択する必要がありました。
製品の新しいバージョンには、バグやその他の問題が含まれていることがあります。新しいバージョンを適用する前に検証テストを手動で実施したい場合は、製品ルートの下の特定のバージョンを選択します。
[Patch Tuesday グループを自動的に生成し、今月中にすべてのパッチをこのグループに割り当てます。オプションを選択すると、毎月第2火曜日 (つまり Patch Tuesday) に新しいグループが作成されます。フィルタに合致したすべてのパッチが、この月々の Patch Tuesday グループに追加されます。
パッチ フィルタ定義を作成するには
- [ツール] > [セキュリティと準拠] の順にクリックします。
- ツールバーの [ダウンロード] ボタンをクリックします。
- [フィルタ] タブで、[新しい定義の追加] ボタンをクリックします。
- [名前] タブで、 [フィルタ名] と [フィルタ説明] を入力します。
- [OS]、[製品]、[重要度] の各タブで、フィルタ条件を選択します。
- [グループ] タブで、このフィルタ定義を使用するグループを選択します (あれば)。
- [ロールアウト] タブで、このフィルタ定義を使用するロールアウト プロジェクトを選択します (該当する場合)。
- [保存] ボタンをクリックします。これで、作成したフィルタ定義が [更新のダウンロード] > [フィルタ定義] タブに表示されます。必要に応じて、[変種] ボタンまたは [削除] ボタンを使用して他の変更を行います。
NOTE: Windows 用のフィルタ定義は、次世代コンテンツでのみ機能します。定義を表示すると、 [概要] 列に Next Gen と示されます。