ポータル マネージャについて

Ivanti ポータル マネージャには、エンド ユーザが使用できるアプリケーション、ドキュメント、およびリンクがあります。エンド ユーザは社内で承認された項目や、ユーザのハードウェアに必要な項目をインストールできます。

エンド ユーザがポータル マネージャを起動するときには、ポリシー サーバと同期されます。必要なポリシーに基づくタスクがユーザのデバイスで実行されていない場合、エンド ユーザによる操作を必要とせずに、これらのタスクが初期化されます。

エンド ユーザは、Launchpad に追加された推奨および任意のポリシーに基づくタスクを選択することもできます。

ポータル マネージャのインストールと起動

ポータル マネージャは、定義してから管理デバイスに展開できるエージェント構成の一部としてインストールされます。エージェントを配布する前に、ポータル マネージャ用のエージェントの設定を構成する必要もあります。これを行う方法については、次のセクションで説明します。

管理デバイスでは、[スタート] メニューから [Ivanti Management] > [ポータル マネージャ] の順にクリックすることで、ポータル マネージャを起動できます。

ポータル マネージャの構成

Ivanti ポータル マネージャ は、標準 Ivanti エージェントの一部として、構成および配布できます。

ポータル マネージャには、使用可能なアプリケーション、ドキュメント、およびリンクが一覧表示されます。管理デバイス上でのこれらの項目の表示方法を変更するには、ポータル マネージャ エージェント構成を変更します。

ポータル マネージャのアプリケーションの表示方法を構成するには
  1. Ivanti Management コンソールで、[ツール] > [構成] > [エージェントの構成] の順にクリックします。
  2. 新しい Windows 構成を作成するか、構成をダブルクリックして編集します。
  3. 構成のツリー構造で [配布とパッチ] を展開し、[ポータル マネージャ] ページをクリックします。
  4. [構成] ボタンをクリックします。既存のエージェント構成を選択して [編集] をクリックするか、[新規] をクリックして新規作成します。
  5. [全般] ページで、エンド ユーザが ポータル マネージャを操作する方法を定義するオプションを選択します。
  6. [アプリケーション] ページで、ポータル マネージャに表示するアプリケーションを選択します。[新規] をクリックしてアプリケーションを定義します。[使用可能なアプリケーション] リストの項目を選択し、[>>] をクリックしてポータル マネージャに表示します。
  7. [ブランディング] ページでは、ポータル マネージャに表示されるタイトル色、タスクバー アイコン、企業ロゴ、および背景画像をカスタマイズできます。
  8. 完了したら、[保存] をクリックします。設定を選択し、[選択した項目を使用] をクリックします。エージェント構成ダイアログに戻ります。
  9. [ショートカット構成] の下で、エンド ユーザのデバイスで、ポータル マネージャへのショートカットを表示する場所を選択します。
  10. エンド ユーザがデバイスにログインするたびにポータル マネージャを開く場合は、[ユーザのログイン時に ポータル マネージャを実行する] を選択します。これは、必要なポリシーが適切なタイミングで確実にダウンロードされるようにする場合に有効です。
  11. 構成が完了したら、[保存] をクリックします。次に、エージェントが選択したデバイスに展開されるように、スケジュールできます。

ポータル マネージャへの項目の追加

既定のポータル マネージャ配布には起動パッド項目は含まれません。ソフトウェア配布を使用して、項目をポータル マネージャに追加します。

ポータル マネージャに追加できる項目:

  • モバイル Android および Apple iOS パッケージ
  • ユニバーサル リンク、ストリームされた文書、および OS プロビジョニング テンプレート
  • Windows 処理、バッチファイル、実行ファイル、MSI パッケージ、PowerShell スクリプト、Windows Script Host スクリプト、および仮想化されたアプリケーション
ポータル マネージャに項目を追加するには
  1. [ツール] > [配布] > [配布パッケージ] の順にクリックします。
  2. [配布パッケージ] ツールバーで、[新規] をクリックして項目を選択し、ポータル マネージャに表示する目的のパッケージを作成または編集します。
  3. [メタデータ] の下のパッケージのプロパティで、パッケージのカテゴリ、ロゴ、スクリーンショット、タグを指定します。これらはパッケージを配布するとポータル マネージャに表示されます。
  4. 作成または修正するパッケージを右クリックし、[スケジュール タスクの作成] をクリックします。
  5. [スケジュールされているタスク] ツールが開きます。作成したタスクのプロパティで、[タスク設定] > [ポータル設定] をクリックします。 [推奨 (ポータルに表示)] または [任意 (ポータルに表示)] を選択します。
  6. タスクの対象を追加し、必要に応じて他のオプションを調整します。
  7. タスクを実行します。

ポータル マネージャへのアプリケーションと配布パッケージの追加

ポータル マネージャには、既定で次の2つのアプリケーションが表示されます。LaunchPad とタスク履歴です。LaunchPad アプリケーションのリストではなく、ポータル マネージャで表示する他のアプリケーションと配布パッケージを追加できます。

ポータル マネージャで使用するアプリケーションを追加するには
  1. [ツール] > [構成] > [エージェント構成] の順にクリックします。
  2. [エージェント設定] ツリーで [ポータル マネージャ] をクリックします。 新しい構成を作成するか、構成をダブルクリックして編集します。
  3. [アプリケーション] ページをクリックし、[新規] ボタンをクリックします。
  4. アプリケーション名とツールチップ (エンドユーザがアプリケーションにカーソルを置いたときに表示) を入力します。
  5. アプリケーションの種類を選択します。
  6. アプリケーションのパスを指定入力します。[パスの参照先は?このパスは、ポータル マネージャがインストールされているデバイスで有効である必要があります。コアサーバでのみ動作するパスを指定する場合、ユーザはデバイスからアプリケーションを起動できません。
  7. 実行可能なアプリケーションの場合、パラメータを指定します。
  8. WPF DLL の場合、クラス名を指定します。
  9. [参照] をクリックして画像を選択します。
  10. 完了したら、[保存] をクリックして、[使用可能なアプリケーション] リストにアプリケーションを追加します。