既定の使用状況計算の XML ファイルの生成

電源管理レポートは、各種コンピュータ (デスクトップ、ノートブックなど) の平均データを使用します。コンピュータのグループを対象としたレポートを生成すると、該当グループのコンピュータが対応するコンピュータ タイプの平均ワット数データと照合されます。このため、データは、特定の使用状況ではなく、平均に基づいています。

XML ファイルにはこの平均データが含まれます。管理デバイスから履歴データを収集した場合、平均値ではなく、自分の管理デバイスのデータを使用する新しい XML ファイルを生成できます。この XML ファイルは既定のファイルを置換するため、組織の電力使用状況を反映した、より正確な節約レポートを作成できます。

既定の使用状況計算の新しい XML ファイルを生成するには
  1. [ツール] > [電源管理] > [電源管理] をクリックします。
  2. ツール バーで、[カスタマイズ] ボタン () をクリックし、[クライアント使用状況推定値を履歴データで置換] を選択します。
  3. データの計算で使用するデバイス グループまたはクエリを選択します。
  4. 新しいデータを計算する期間を選択します。直近の週を選択するか、期間を指定できます。
  5. [既定の使用状況テーブルの生成] をクリックします。

新しい XML ファイルが作成されます。このファイルのデータは、節約レポートの計算で使用されます。

NOTE: 新しい XML ファイルを生成するには、このダイアログ ボックスで選択した期間以上にわたり、管理デバイスから履歴データを収集していなければなりません。十分な履歴データがない場合、新しい XML ファイルは生成できません。