プロビジョニング タスクのスケジュール
プロビジョニング タスクをスケジュールするには
- OS プロビジョニングツールで、[テンプレートのプロビジョニング] フォルダのいずれかからテンプレートを選択します。
- [テンプレートのスケジュール] ツール バー ボタンをクリックします。
プロビジョニング テンプレートのタスクで、スケジュール タスク ツールが開きます。 - ネットワーク表示で、プロビジョニング タスクを配布するデバイスを選択します。 デバイスをスケジュール タスク ツールからドラッグし、プロビジョニング タスク上にドロップします。
- プロビジョニング タスクを右クリックして [プロパティ] を選択します。 スケジュール オプションを選択して、[保存] をクリックします。
[テンプレートのスケジュール] をクリックすると、タスクが作成されます (ターゲット デバイスはなく、スケジュールもされていません)。 ターゲット デバイスの追加やタスクのスケジュールを実行しない場合は、スケジュールまたは削除するまで、タスクがタスク リストに残ります。
タスクのスケジュールツールでは、タスクが次のフォルダにグループ化されます。
- マイ タスク:スケジュールを行ったタスクです。 自分と エンドポイント マネージャ 管理ユーザだけがこれらのタスクを表示できます。
- 公開タスク:ユーザが「公開」とマークしたタスクです。 このカテゴリからタスクのスケジュールを行うユーザがそのタスクの所有者になります。 タスクは [公開タスク] フォルダに引き続き保存されますが、そのユーザの [ユーザ タスク] グループにも表示されます。
- すべてのタスク:ユーザ タスクと「public」とマークしたタスクの両方です。
- ユーザ タスク (エンドポイント マネージャ管理ユーザのみ):ユーザが作成したすべてのタスクです。
タスク実行中のユーザ通知
デバイスでプロビジョニング タスクが実行中で、プロビジョニング処理に再起動が含まれている場合、デバイスの再起動後にタスクが実行され続けます。 再起動後にはユーザ ログイン画面が表示され、ログインが完了すると、タスクの進行状況がステータス メッセージとして報告されます。
プロビジョニング タスクの開始時にユーザがログインしない場合、ユーザ情報なしでタスクが実行されます。 再起動処理がある場合、ユーザ ログインなしでタスクを実行し続けます。
プロビジョニング タスクの実行中にユーザがデバイスにログインすると、タスクが実行中であることがステータス メッセージには表示され、タスクの進行状況が示されます。 ステータス メッセージは処理間でのみ更新されます。 大規模なアプリケーションのインストールなど、タスクが長時間に及ぶ処理を実行している場合、進行状況バーが停止しているように見えることがあります。 ただし、処理が完了すると、ステータスが更新されます。
失敗したプロビジョニング アクションの再開
プロビジョニング タスクは、[スケジュール タスク] ウィンドウ ([ツール] > [配布] > [スケジュール タスク]) に表示されます。ここでは、タスク履歴を確認できるほか、タスクのステータス (成功または失敗など) を確認できます。
バージョン2022 SU3以降では、失敗したプロビジョニング タスクを [スケジュール タスク] ウィンドウで再開する方法が3つあります。 旧バージョンでは、[選択したターゲットでタスクを再実行] オプション1つだけでした。 [失敗] の下にあるデバイスに対して、以下の操作を行います。
- 右クリックし、[選択した失敗したコンピュータを再試行] を選択する。 このオプションは、テンプレート内のすべてのアクションを最初から再実行します。
- 右クリックし、[プロビジョニング] > [失敗した最後の必須アクションからタスクを再開] の順に選択する。 このオプションは、テンプレート内の失敗した最後の必須アクションを計算した後、そのアクションから再開するかどうかの確認を求めます。
- 右クリックし、[プロビジョニング] > [このタスクのプロビジョニングの履歴] の順に選択する。 このオプションは、テンプレート内のすべてのアクションを表示します。 再開の始まりとなるアクションを右クリックし、[このテンプレートをこのアクションから再開] を選択します。 そのアクションから再開するかどうかの確認を求めるダイアログ ボックスが表示されます。 このオプションは、[システム移行] セクションと [システム構成] セクションでのみサポートされています。