リモート コントロール

Ivanti® Endpoint Manager 2018.1には、最新の高速 HTML5 WebSocket (WS) リモート コントロール エンジンが導入されました。リモート接続を安全に管理するためにあらかじめ構成された、新しいブラウザ ベースのビューア コンテナが使用されます。コアサーバへの接続経由で、リモート コントロール WS セッションが開始されます。コアがセッションを認証すると、ローカル デバイスおよびリモート デバイスは直接相互に通信します。

古い HTML5ベースおよび Windows コンソール ベースのリモート コントロール エージェントのサポートは、バージョン2021.1で終了しました。

リモート コントロール WS を使用するには、ネットワーク ビューまたはネットワーク マップで、目的のデバイスを右クリックし、[リモート コントロール] をクリックします。ビューアが起動し、セッションが認証されて、リモート コントロールが始まります。

現在、新しいリモート コントロール WS エンジンは次の機能をサポートしています。

  • 国際および特殊キー サポートを含むキーボード サポート。一般的に、送信しているキーまたはキーの組み合わせをブラウザで検出できる場合は、対応する文字または組み合わせがリモート デバイスで再生成されます。
  • 複数のモニタ。個別に表示することも、すべて一度に表示することもできます。
  • マウス
  • クリップボード テキスト
  • 単一のデバイスへの複数の同時リモート コントロール セッション。[アクセス許可が必要] が有効な場合、リモート ユーザは、各リモート コントロール要求に個別に権限を付与する必要があります。

リモート コントロール対象のユーザには、画面の端に緑色の枠線が表示されます。[浮動デスクトップ アイコン] オプションがリモート コントロール エージェント設定で有効な場合、ローカル デバイスとリモート デバイスの両方の画面に表示されます。

ビューア ウィンドウの最下部に、追加のコントロールがあります。拡大縮小を有効/無効にする [解像度] ボタンと、セッションを終了し、リモート コントロール WS ビューアのログイン ページに戻す [閉じる] ボタンです。

2020.1 SU1現在、[全画面] ボタンで全画面ビューが切り替わり、全画面モード時の Alt+Tab パススルーは Chromejベースのブラウザ (新しいバージョンの Microsoft Edge を含む) で機能します。このリリースでは、Windows ホストの入力方式エディタを使用することで、Windows も実行されているリモート デバイスで他の言語でテキストを作成することもできます。

コマンドラインからリモート コントロール ビューアを起動することもできます。詳細については、Ivanti コミュニティの記事 (https://forums.ivanti.com/s/article/How-To-Use-switches-with-rcviewer-exe) をご覧ください。