ソース代表の使用

ソース代表は、ソース サーバのファイルに索引を付ける管理 Windows デバイスです。ソース代表はコンテンツ複製のオプション機能です。 ソース サーバに何千ものファイルがある場合、レプリケータ自体が索引を付けると時間がかかる可能性があります。 これは特にレプリケータにソースへの低待機時間接続がない場合に当てはまります。この場合、ソース サーバ付近またはソース上の管理 Windows デバイスをソース代表として指定すると、複製の速度を向上させることができます。 これは、レプリケータがファイル索引をソース代表から迅速に取得できるためです。

任意の管理 Windows デバイスをソース代表として指定できます。 専用のコンピュータまたはサーバでなくてもかまいません。 この機能を有効にするには、ソース サーバへの低待機時間高速接続が必要です。 ソース サーバが管理 Windows デバイスである場合 (SAN や Linux デバイスなどではない場合)、ソース代表はソース サーバ上にのみ配置できます。

ソース代表は指定するソース サーバ認証資格情報を使用して、ソース共有のすべてのファイルに関する情報を含む XML ファイルを作成します。 このファイルはオンデマンドで作成されますが、1 時間に 1 度までしか作成されません。 ドライブをソース サーバに手動でマッピングしたり、ソース サーバへのネットワーク接続を作成したりする必要はありません。 これはすべて管理エージェントによって自動的に処理されます。

ソース代表を使用する複製ジョブが開始すると、レプリケータはソース代表が作成した XML ファイルを使用して、複製が必要なファイルを判断します。 ソース代表が XML ファイルをレプリケータに渡した時点で、ソース代表は複製ジョブには関与しません。