ソースとミラーリングの構成

ソース サーバは、優先サーバに複製する必要があるファイルをホストします。任意の数のソース サーバを作成できます。読み取り専用の認証資格情報をソース サーバに入力する必要があります。ソース サーバでは、匿名認証を無効にして、読み取り専用認証資格情報を標準 Windows 認証と連動させます。

ファイルをソース サーバから複製するときには、次の 2 つの方法で優先サーバの複製先共有にある既存のファイルを処理することができます。

1. 共有の既存のファイルを残し、新しいファイルまたは変更されたファイルをコピーする。
2. ミラーリングを有効にして新しいファイルまたは変更されたファイルをコピーし、既存のファイルがソース サーバにはない場合、優先サーバの共有から削除する。

ミラーリングを有効にする場合は注意が必要です。ソース サーバにはない共有上の既存のファイルは削除されます。優先サーバの共有に保存されている重要なファイルを必ず移動してから、ミラーリングを有効にしてください。

また、ミラーリングを有効にする場合は、1 つのソースのみがミラーリングされている共有に複製するようにしてください。ミラーリング複製によりミラーリングの対象ではないデータが削除されるため、複数のソースがミラーリング共有に複製されると、競合が発生します。

ソースのミラーリングを有効にするには

1. [ツール] > [配布] > [コンテンツ複製/優先サーバ] をクリックします。
2. ソース ツリーで、ミラーリングするソースを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
3. [ミラーリング]　ページで、[ミラーリングを有効にする] を選択します。
4. [保存] をクリックします。