レポートの使用方法 (Web コンソール)

Web コンソールを使用するときには、Windows コンソールに表示されるすべてのレポートが利用できます。ただし、パラメータの表示および選択方法は若干異なります。Web コンソールではカスタム レポートの編集や作成はできません。フォルダ間でのレポートの移動もできません。レポートの表示、印刷、エクスポートは可能です。

ユーザが Web コンソールからレポートを実行すると、ユーザのスコープがレポートに適用されます。レポートにはユーザのスコープ内にあるデバイスのデータのみが出力されます。

Web コンソールでレポートを使用するには、ユーザはレポート - 表示権限以上の権限が必要です。

Web コンソールからレポートを実行するには
  1. Web コンソール ツールボックスで、[レポート] > [レポート] をクリックします。
  2. ツリー構造を展開して実行するレポートを検索できます。
  3. レポートをクリックします。

    新しいブラウザ ウィンドウのレポート ビューアでレポートが開きます。

  4. 任意のパラメータを選択し、[レポートの表示] をクリックします。
  5. グラフの任意の領域の詳細を表示するには、表示するグラフの領域をクリックします。ビューがレポートのセクションに切り替わり、データが表示されます。
  6. ツールバーのボタンを使用して、データの検索、異なる形式でのデータのエクスポート、レポートの印刷などを実行できます。
  7. 完了したらブラウザのプレビュー ウィンドウを閉じます。
Web コンソールでレポートを保存するには
  1. レポートを実行します。
  2. ビューア ツールバーの [形式を選択] 一覧からレポートの出力形式を選択し、[エクスポート] ボタンをクリックします。
  3. ブラウザの設定を使用してファイルを保存します。

NOTE: レポートを保存し、電子メールで送信する場合は、HTML 出力ではなく PDF 形式を使用します。

Web コンソール レポート ビューア

Web コンソールのレポート ビューアでは、レポートの表示、印刷、およびエクスポートができます。ツールバーには次のボタンがあります。

  • 親レポートに戻る:サブレポートを表示している場合は、サブレポートを起動した親レポートに戻ります。
  • サイドバーを表示/非表示:サイドバー ウィンドウに切り替え、検索オプション、パラメータ オプション、ドキュメント マップ ビューを表示します。
  • ページ設定:ページ、向き、マージン設定を変更します。
  • 印刷:選択した出力タイプに関連付けられたプリンタ ダイアログ ボックスが開きます。
  • 印刷プレビュー :印刷プレビュー (ページ ビュー) モードに切り替えます。これが選択されていないときは、レポートは 1 つの HTML ページとして表示されます。
  • ビューア モード:HTML または PDF 形式でレポートを表示します。一覧から形式を選択し、[ビューア モード] ボタンをクリックして形式を選択します。
  • 最初のページに移動:レポートの最初のページを表示します。
  • 戻る:番号順に前のページを表示します。
  • ページ ボックス:特定のページ番号を入力すると、そのページに直接移動します。
  • 進む:番号順に次のページを表示します。
  • 最後のページに移動:レポートの最後のページを表示します。
  • 形式を選択:レポートを保存する形式を選択します (PDF、HTML、DOC、XML、XLS ファイル)。
  • エクスポート:選択した形式でレポートを保存します。

サイドバーには 3 つのオプションがアイコン表示されます。オプションと該当するパラメータを選択すると、ビューアのレポートが更新されます。

  • パラメータ: レポートのパラメータを変更します。パラメータはレポートによって異なります。別のパラメータを選択してから [レポートの表示] をクリックすると、新しいパラメータを使用してレポートを更新します。
  • 検索: レポート結果の文字列を検索します。文字列を指定して任意の条件 (大文字と小文字を区別して検索など) を選択してから、[検索] をクリックします。見つかった文字列の一覧が表示されます。検索結果を 1 つ選択して、レポートの該当セクションに移動します。検索結果が強調表示されます。
  • ドキュメント マップ: レポートでドキュメント マップが定義されている場合は、レポートのコンテンツ概要が表示されます。ドキュメント マップがない場合は、このオプションは表示されません。一覧の項目をクリックすると、レポートの該当箇所に移動します。

一覧からパラメータを選択

サイドバーにパラメータの一覧が表示されているときに、[すべて] を選択することですべてのリスト項目をレポートに含めることができます。この操作を実行すると、一覧の各項目は選択されず、すべての項目がレポートに含まれます。

項目のサブセットを選択するには、レポートに含める項目を選択します。[すべて] が選択されていることを確認します。複数の項目を選択するには、Ctrl キーまたは Shift キーを使用して、[レポートの表示] をクリックします。

デバイス、グループ、または場所の選択

パラメータはレポートによって異なります。ただし、すべてのレポートには、個々のデバイス、クエリ、グループ、スコープ、または場所を指定するデバイス選択オプションがあります。これにより、ネットワーク表示で定義したクエリ、グループ、またはスコープのレポート、あるいはネットワークの場所のレポートを作成できます。

たとえば、デバイスのネットワーク ロケーションに基づく場所で、デバイスを選択できます。[場所] を選択すると、ドメイン名別にネットワークの場所がリスト表示されます。