レポートの整理

標準レポートを使用したりカスタム レポートを作成したりする場合には、ニーズに合わせてレポートを整理して修正する必要があります。

コピーと修正

標準レポートは削除できません。 ただし、他のフォルダにコピーして貼り付けることはできます。たとえば、最も頻繁に使用するレポートが保存されているマイ レポートの下にフォルダを作成するとします。

また、標準レポートのコピー、編集も可能です。 独自のレポートとして保存することもできます。 通常は、この方法はゼロからレポートを作成するよりも簡単です。レポートをコピーするたびに番号がレポート名に追加され、レポートのコピーを識別します。 レポートを編集するときには、レポートに独自の名前を付けることができます。

NOTE: 新しいバージョンのレポートを作成するたびに、レポートのコピーを作成することをお勧めします。 レポートをコピーして修正し、さらに変更を加えてから再度保存すると、以前の修正内容は失われます。 毎回新しいコピーを作成し、クエリやパラメータが失われないようにすることをお勧めします。

他のコア サーバとの共有

レポートは、コア サーバのデータベースを使用して、実行されます。 複数のコア サーバがある場合、サーバ間でレポートを共有し、レポートを組織内で標準化できます。

レポートを 1 度だけ共有するには、[他のコアにコピー] オプションを使用します。 他のコア サーバのレポート ツールの同じフォルダ構造内に、レポートのコピーが保存されます。

レポートを常に共有するには、コア サーバ間でレポートを同期化できます。 レポートを修正すると、修正されたレポートのコピーが選択した他のコア サーバに自動的に保存され、内容が同期化されます。 この機能は、コア同期化ツールに含まれます。

インポートとエクスポート

レポートのインポートとエクスポート、レポートのコピーの保存、または他のサーバとのレポートとテンプレートのコピーが可能です。 たとえば、レポートのコピーをエクスポートして保存して、レポートを削除し、後から元に戻したい場合は、そのレポートを再インポートできます。

レポートはプレーンテキストの XML ファイル形式で指定した場所に保存されます。ファイルの拡張子は .ldms です。 このファイルはIvanti® Endpoint Managerによってのみ読み取りが可能です。

通常、エクスポートしたレポートのフォルダとファイル名はレポート ツールでの表示名と同じでます。