レポートの実行

レポート ツールを使用してレポートの実行や整理、新しいレポートの作成を行います。 レポートのスケジュールを作成することで、レポートを一度だけ実行したり、繰り返し実行したりできます。 他の エンドポイント マネージャ コンソールで使用するレポートのインポートとエクスポートもできます。

レポート データを表示する最も簡単な方法は、レポートをコンソールから実行することです。 レポート ビューアには、出力されたページのプレビューまたは連続データとしてデータが表示されます。 ビューアのビューと形式は変更できます。 レポート パラメータを変更して、データのサブセットを選択することもできます。

Web コンソールでのレポート

Web コンソールを使用するときには、Windows コンソールに表示されるレポートが利用できます。ただし、パラメータの表示および選択方法は若干異なります。Web コンソールではカスタム レポートの編集や作成はできません。フォルダ間でのレポートの移動もできません。 レポートの実行、表示、エクスポートは可能です。

レポート プロパティの変更

事前定義済みのレポートのコピーを作成し、[レポート プロパティ] ダイアログ ボックスの項目を修正できます。 レポートに表示されるグラフのタイプを変更し、異なるクエリ フィールドをクエリのキー要素として指定できます。 また、LDMS クエリを選択し、基本レポートとして使用できます。 名前と説明も変更できます。

レポートの変更範囲が広い場合は、レポート デザイナーを開く必要があります。 ソフトウェア配布パッケージでその他のコンソールをインストール/アップグレードする手順については、

レポート デザイナーの詳細な使用方法については、「カスタム レポートの作成」をご参照ください。

レポート ビューア

レポートを実行するとレポート ビューアが起動し、作成されたレポートが表示されます。 このレポート ビューアにはコントロールがあり、表示設定に応じてレポートを表示できます。 また、レポートをレポート ビューアからエクスポートしたり、別の形式で保存して配布したりできます。

レポート ビューアにはツールバーとサイドバーがあります。 ツールバーには次のボタンがあります。

  • 開く:保存されたレポートをビューアで開きます。
  • エクスポート:画像 (BMP、EMF、GIF、JPEG、TIFF、または PNG)、HTML、PDF、XML、XLS、または DOC 形式でレポートを保存します。
  • コピー:選択したページのレポートの内容をコピーします。
  • 印刷プレビュー :印刷プレビュー (ページ ビュー) モードに切り替えます。 これが選択されていないときは、レポートは 1 つの HTML ページとして表示されます。
  • ページ設定:ページ、レイアウト、高水位標設定を変更します。
  • 印刷:既定の標準印刷ダイアログ ボックスが開きます。
  • サイドバー ウィンドウ:サイドバー ウィンドウに切り替え、検索オプション、パラメータ オプション、サムネイル ビューを表示します。
  • 親レポートに戻る:サブレポートを表示している場合は、サブレポートを起動した親レポートに戻ります。
  • なし:標準のマウス移動によって表示します。
  • パン モード:ハンド ポインタをドラッグしてページ上の任意の方向でパンします。
  • 選択モード:ポインタをドラッグしてページの一部を選択します。 選択した領域を別のアプリケーションに貼り付けることができます (アプリケーションが貼り付けられたテキストをサポートする場合)。
  • スナップショット モード:ポインタをドラッグして長方形を選択します。 選択した長方形を別のアプリケーションに貼り付けることができます (アプリケーションが貼り付けられた画像をサポートする場合)。
  • ズーム イン:レポートのサイズを拡大します。
  • ズーム アウト:レポートのサイズを縮小します。
  • ズーム率:レポートの表示サイズを選択します。
  • 最初のページ:レポートの最初のページを表示します。
  • 前のページ:番号順に前のページを表示します。
  • ページ ボックス:特定のページ番号を入力すると、そのページに直接移動します。
  • 次のページ:番号順に次のページを表示します。
  • 最後のページ:レポートの最後のページを表示します。
  • キャンセル :レポートの実行を停止します。 レポートの実行が完了している場合は、ボタンは淡色表示されます。
  • 更新:初期ビューに戻ります。
  • 検索:検索ウィンドウを開き、レポート データ内の特定のテキスト文字列を検索します。

サイド バーには次の 3 つのオプションがあり、サイド バーの下のアイコンを使用してアクセスできます。

  • パラメータ: レポートのパラメータを変更してデータのサブセットを選択し、レポートの定義方法によって結果を変更します。 別のパラメータを選択してから [レポートの表示] をクリックすると、新しいパラメータを使用してレポートを更新します。
  • 検索結果: レポート結果の文字列を検索します。 文字列を指定して任意の条件 (大文字と小文字を区別して検索など) を選択してから、[検索] をクリックします。 見つかった文字列の一覧が表示されます。 検索結果を 1 つ選択して、レポートの該当セクションに移動します。 検索結果が強調表示されます。 レポートの右側の緑色のバーをクリックして、複数の検索結果間を移動することもできます。
  • ページ サムネイル: レポート ページのサムネイルを表示します。 サムネイルをクリックすると、該当するページに移動します。

一覧からパラメータを選択

サイドバーにパラメータの一覧が表示されているときに、[すべて] チェック ボックスを選択することですべてのリスト項目をレポートに含めることができます。 この操作を実行すると、各項目のチェック ボックスは選択されず、すべての項目がレポートに含まれます。

項目のサブセットを選択するには、[すべて] チェック ボックスをクリアしてから、レポートに含める項目の横にあるチェック ボックスを選択します。

デバイス、グループ、または場所の選択

パラメータはレポートによって異なります。 ただし、すべてのレポートには、個々のデバイス、クエリ、グループ、スコープ、または場所を指定するデバイス選択オプションがあります。 これにより、ネットワーク表示で定義したクエリ、グループ、またはスコープのレポート、あるいはネットワークの場所のレポートを作成できます。

たとえば、デバイスのネットワーク ロケーションに基づく場所で、デバイスを選択できます。 [場所] を選択すると、ドメイン名別にネットワークの場所がリスト表示されます。

サブレポート

一部のレポートではサブレポートという別のレポートを開くことができます。 セキュリティ フォルダの下にダッシュボード形式のアンチウィルスおよび脆弱性レポートがあります。 ダッシュボード レポート (親レポート) を開くと、いずれかのグラフをクリックして対応するサブレポート (子レポート) を開くことができます。

たとえば、アンチウィルス ダッシュボード レポートを実行する場合は、「リアルタイム スキャナ ステータス」グラフをクリックして、個別のレポートとデバイス スキャン ステータスを開きます。 次に、[親レポートに戻る] ボタンをクリックして、ダッシュボード レポートに戻ります。