ロールアウト プロジェクトへのコンテンツの追加

ロールアウト プロジェクトに定義またはソフトウェア パッケージを追加するには、コンテンツをドラッグしてドロップするか、コピーして貼り付けます。コンテンツを特定のステップに追加する場合は、コンテンツを置いたステップで処理が開始します。コンテンツをプロジェクトに追加した場合、プロジェクトの最初のステップで処理が開始します。

コンテンツは1度に複数のロールアウト プロジェクトに入れることができます。また、1度に1つのプロジェクトの複数のステップに入れることができます。たとえば、定義が既にステップ6まで進んでいることに気づかない管理者がステップ1に追加した場合、ステップ6とステップ1の両方に対するアクションが定義に適用されます。

ただし、既に存在するステップに定義またはパッケージを追加しようとすると、プロジェクトがそれを検出し、重複を無視します。ステップのアクションをコンテンツに再適用する (通常はテスト目的) 場合は、ステップを右クリックして、[今すぐ処理] を選択します。表示されるダイアログボックスで、[既に適用されている場合でもアクションを再適用する] オプションを有効にし、[OK] をクリックします。プロジェクト プロセッサはプロジェクトのそのステップのみを処理し、ステップのすべてのコンテンツにアクションを適用します。

現在の状態の概要、あるいは定義またはパッケージのアクション履歴を表示するには、ロールアウト プロジェクト ツールでコンテンツを見つけ、右クリックし、[プロパティ] を選択します。ガントチャートページには、想定される期間 (コンテンツがステップにある時間) と実際の期間の差異が表示されます。ステップの想定期間を設定するには、ステップを選択し、[プロパティ] をクリックして、終了条件ページで [想定されるステップ期間] を編集します。

パッチ定義を手動で追加する

パッチと準拠の場合、定義フィルタを使用して、自動的にロールアウト プロジェクトにコンテンツを追加することもできます。定義がダウンロードされると、定義フィルタと一致するコンテンツが指定したロールアウト プロジェクトに自動的に追加されます。

ダウンロードされた定義を自動的にロールアウト プロジェクトに追加するには

1.パッチ ロールアウト プロジェクトが既に作成されていることを確認します。

2.パッチと準拠ツールのツールバーの [更新のダウンロード] ボタンをクリックします。作成されていない場合は、ダウンロードする定義を選択し、必要に応じて他のダウンロード設定を構成します。

3.[更新] タブで、[定義ダウンロード設定] ボタンをクリックします。

4.[定義ダウンロード設定] ダイアログで [新規] をクリックします。

5.ロールアウト プロジェクトに追加したコンテンツと一致するようにルールを設定します。

6.[ロールアウト プロジェクト] タブで、[定義をプロジェクトに追加する] チェックボックスをオンにし、[追加] ボタンをクリックします。コンテンツを追加するロールアウト プロジェクトを選択します。

コンテンツがダウンロードされると、フィルタと一致するすべてのコンテンツがロールアウト プロジェクトに追加されます。ロールアウト プロジェクトがアクティブな状態の場合は、次回プロジェクト プロセッサが実行されるときに、コンテンツには最初のステップのアクションが適用されています。

コンテンツの遅延

プロジェクトにコンテンツをコピーまたはドラッグするときには、コンテンツを処理する前に待機するオプションがあります。指定した日時になるまでアクションを遅延するかどうかを確認するダイアログが表示されます。アクションを遅延すると、コンテンツはプロジェクトステップを移動せず、遅延時間が経過するまでアクションはコンテンツに適用されません。遅延は、追加したコンテンツにのみ適用されます。プロジェクト設定ではありません。

コンテンツを追加するたびに、遅延プロンプトを表示しないようにするには、[脆弱性またはパッケージをロールアウト プロジェクトに削除/貼り付けする際にアクションを延期するようプロンプトする] オプションがオフになっていることを確認し、[OK] をクリックします。コンテンツを遅延したり、もう一度オプションを有効にすることはできます。

プロジェクトに適用した後でコンテンツを遅延するには、ロールアウト プロジェクト ツールで定義を見つけ、右クリックして、[開始を延期] を選択します。